都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

マンホール階段

2006-09-26 | 新宿区  

 ひきつづき新宿区矢来町と榎町の境。今回は、擁壁と墓地の間を北に進み、早稲田通りに抜け出る階段。

新宿区榎町と矢来町の境にある階段
Photo 2006.9.11

 路地はコンクリート舗装されたが、この階段は以前同様、大谷石の段々。途中から隣地の塀や建物が張り出してきて道が狭まり、そのまま木造家屋の隙間を抜けて早稲田通りに至る。急に狭まる道は見通しがきかず、通れるかどうか分かりにくいので、気後れさせられるのだが、ここは意外に通る人がいるのでちょっと不思議。地域住民のちょっとした抜け道になっているようだ。

 階段上部の路地が、車輌が全く通らない完全に歩行者のみの空間の場合、階段には車止めがないことがほとんどである。ここの場合、平坦な路地の先でいきなりストンと落ち込むタイプなので、9段しかないのに、おっとっととなってしまう。

マンホール階段・下から
Photo 2006.9.11

 同じ階段を下から見ると、マンホールの円筒が半分剥き出しになっていて面白い。ここの1段目はマンホールでできている。というわけでここは「マンホール階段」と、またまた勝手に命名。

 下水道を造る際の必要に応じてここにマンホールを造ったのだろうが、偶然できた姿には、まともに考えた形を超えたものがあり、そんなことするのかよっ、という意外性がある。

 まあ、こんな階段を見て、おおっ!とか言って、良いな良いなと喜んだりコーフンしてるのは私ぐらいなのかもしれないけど。

#階段・坂 新宿区  #路地
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする