路線高速バスは高すぎないか

地区の老人会の世話人から予定している一泊二日の観光旅行が定員に満たないで困っている。参加して貰えないかと誘いの電話があった。関越自動車道の高速バスの事故がお年寄りの行楽にまで影響しているのであろうかー。別に夜行バスで行くのでもなく、余裕をもったゆっくりとした行程なのだが、バス旅行というだけで老人でも二の足を踏む。それほど事故は衝撃的だった。

先日、僕ら老夫婦も通常価格の半分近くの料金で東京から会津若松まで高速バスで旅行した。路線高速バスのHPで、あらかじめ１か月前に申し込めば、料金が割引になるというサービスがあるのを知りこれを利用した。今回事故を起こしたいわゆる格安バスとは違うが、高速バス旅行をしたばかりなので、あんまりよい気分ではない。

今回の格安バスは金沢からTDLがある浦安まで、３，５００円だったという。金沢からTDLへ行くには小松空港から羽田空港経由で行くのが一番早い方法だが、これだと１９，０６０円もかかる。陸路、JRを何本か乗り継いで行っても切符代だけでも９，７５０円もかかる。これでは誰でも格安バスを使用したくなる。

年に一回ぐらいだが、僕は路線高速バスを使うが、満席だったことはない。多分赤字路線もあるに違いない。だから事前予約の割安サービスがあるのだろう。旅費が半分となれば、誰も格安バスを使用したくなる。思い切って大手バス会社が運営する路線高速バスも運賃を引き下げてはどうだろうか。海外のバス会社に比べて日本は桁違いに高すぎる。