「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

スキャンダルな"先生"たちを一掃して総選挙をしては

2016-02-12 05:44:16 | 2012・1・1
国会議員の”育児休暇”で話題を投げた自民党の宮崎謙介議員が、夫人の金子恵美議員が出産入院中にタレントの女性と不倫をしていたと、またも週刊誌がすっぱ抜き、”育休”どころではない。責任を取って議員辞職をした。、来年度の予算案をめぐって難問山積の国会が、こう何回も週刊誌が伝えるスキャンダルに振り回されていては国民が迷惑だ。議員の資質を問うて、この際安倍総理は思い切って国会を解散して総選挙に出たらどうだろうか。

NHKの国会中継をテレビで見ていると、いまだに甘利前経済担当相の政治献金をめぐる問題が後を引いている。記者会見ですべて”一件落着”したとは僕も思ってはいないが、いつまでもこの問題が国会審議の中心では政治が前に進まない。さらに、これでも足りないと思ったのか、野党は一部の新聞報道だけで不確かな遠藤五輪担当相の政治献金を追及しようとしている。そして、さらに、この最低の宮崎議員の不倫騒ぎである。

国会議員を世間一般では”先生”と呼ぶ。塩崎厚労相は、国会答弁でいつも相手の議員のことを”先生”と呼んでいるが、こうもスキャンダルが続くと皮肉のように受け取られる。その議員先生方は”不倫”がお好きのようである。昨年も北海道出身の大物大臣だった方の未亡人議員が六本木で同僚の妻子のある議員と、ディ―プ.キスしていたのを週刊誌で報道された。議員先生の”不倫”は、当たり前のようにさえ錯覚される。

安倍総理はいつも”緊張感”を口癖ににしているが、こうもスキャンダルが続くと、どうも緊張感が途切れ、政治のタガが緩んんでいるとしか思えない。一方、野党のここへきての迷走もある。政界全体のリシャフルをかねて、総選挙が必用なのではないだろうか。