「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

47t都道府県「住んだ町」「旅した町」(東北)平川市 碇ヶ関

2021-03-22 05:35:15 | 2012・1・1
ここ2、30年全国的な町村合併でど所在するのか分からない市が多い。青森県の平川市もそのひとつかもしれない。2006年(平成18年)、津軽地方の平賀、尾上、碇ヶ関(いかりがせき)の三町村が一つなてできた市だ。筆者は1972年、札幌のテレビに在勤中、津軽三味線の取材で当時村であった碇ヶ関温泉に一泊した。

温泉宿はJR奥羽本線の碇ヶ関駅から近い平川河畔のその昔幕末の吉田松陰や伊能忠孝が泊まったという由緒ある小さな木造二階建ての旅館だったが、運よく、門(かど)付けの盲目の女芸人、ゴゼが三人同宿していた。まだ、半世紀前、昭和の時代であった。

碇ヶ関にはその名の通り、かっての津軽藩の番所の跡があり、往時を偲ぶ記念館がある。温泉宿で食べた名物筍理の美味が忘れられない。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿