北朝鮮を訪問した韓国の文在寅大統領は、金正恩委員長との間に平壌宣言に調印、親善の最後の締めくくりとして、金委員長の勧めで、民族の聖地、白頭山に登った。白頭山は中国との国境近くの北朝鮮最高の山(2744m)で、北朝鮮初代委員長、金日成が抗日パルチサン活動の根拠地とした地だ。
白頭山の名前を聞いて、僕は瞬間的に「白頭山節」を想い出した。抗日運動の聖地より、僕は「アリラン」「トラジ」と共に「白頭山節」が朝鮮人の民謡であるのを知っていた。僕は特に朝鮮とは関係ないのだが、子供の時、よく耳にし、まだメロディは覚えている。歌詞は忘れていたが、調べてみると、「白頭山地に積りし雪は溶けて流れて鴨緑江へ 可愛い乙女の化粧水}(1番)で、作詞作曲者は不明。白頭山の民謡らしい。
さらに調べてみると白頭山節は戦争末期、特攻隊のこんな替え歌になっていた。「燃料片道テンツルシャン涙で積んで征くは沖縄死出の旅」九州の知覧から沖縄戦線へ飛びたつ特攻隊員の間で歌われたという。
戦後生まれの南北の二人の指導者はおそらくこんなことは知るまい。白頭山の近くには、日本統治時代、日本が建設した当時世界最大級の水豊ダムがある。今でもこのダムから生まれる電力は北朝鮮で役立っている。二人の指導者は、過去の歴史をどこまで知っているのだろうか。北の非核化が完全に終わったあと、南北ががどうなるだろうか。我が国との”正常化”はそのあとだろうが、歴史認識をめぐって解決の道は遠い。
白頭山の名前を聞いて、僕は瞬間的に「白頭山節」を想い出した。抗日運動の聖地より、僕は「アリラン」「トラジ」と共に「白頭山節」が朝鮮人の民謡であるのを知っていた。僕は特に朝鮮とは関係ないのだが、子供の時、よく耳にし、まだメロディは覚えている。歌詞は忘れていたが、調べてみると、「白頭山地に積りし雪は溶けて流れて鴨緑江へ 可愛い乙女の化粧水}(1番)で、作詞作曲者は不明。白頭山の民謡らしい。
さらに調べてみると白頭山節は戦争末期、特攻隊のこんな替え歌になっていた。「燃料片道テンツルシャン涙で積んで征くは沖縄死出の旅」九州の知覧から沖縄戦線へ飛びたつ特攻隊員の間で歌われたという。
戦後生まれの南北の二人の指導者はおそらくこんなことは知るまい。白頭山の近くには、日本統治時代、日本が建設した当時世界最大級の水豊ダムがある。今でもこのダムから生まれる電力は北朝鮮で役立っている。二人の指導者は、過去の歴史をどこまで知っているのだろうか。北の非核化が完全に終わったあと、南北ががどうなるだろうか。我が国との”正常化”はそのあとだろうが、歴史認識をめぐって解決の道は遠い。
韓国は今更独裁政治にはなれないし、北は金家族の独裁を手放す事は出来ませんから。
南北の共通の話題は、反日活動しかありません。
日本のインフラ整備がなければ、未だ何十年も遅れた国になっていたはず。
そのあたりは全く無視しています。
それも反日活動の作られた歴史のせいです。
見せかけの平和に何の意味があるでしょうか?
あんなパフォーマンスに南北朝鮮人は、どう思っているのでしょう。
統一旗までは目にしますが、そのあと、どうなるのか、さっぱり見えてきません。体制の違う二つの国がどのような形で統一されるのか、見えてきません。見えてくるのは反日だけです。北が韓国以上に拉致解決を迫って賠償金を求めてくるのでは。日清日露にさかのぼった歴史認識で対処すべきです。