新聞にテレビの週間視聴率トップ３０が毎週出ている。前から気になっていたのだが、これをみると「ニュース」番組がいつも圧倒的に上位を占めていることだ。それもほとんどがＮＨＫの「ニュース」である。今週（６月９日～１５日）もビデオリサーチの関東地区調査によると、ベスト３０のうち１２本が「ニュース」で、うち１１本までがＮＨＫの「ニュース」だ。
毎日が日曜日の僕ら年寄りはやはり日常生活にテレビはかかせない。インターネット時代といっても、主な情報源はテレビである。しかし、確かめてみると、僕がお世話になっている番組は、ＮＨＫの「ニュース」と、自分の贔屓のプロ野球チームの出る野球中継、それにＮＨＫが時々放送する国会中継だけである。僕だけかと思ったら、同年代の友人も大体同じで、若者に人気の民放の番組はほとんど見ていない。
その昔、民放に在籍していた時代（１９６９～８１年）は、毎週発表になる視聴率表をみて自局の番組の視聴率の上下に、商売柄”一喜一憂”したものだった。当時の薄くなりかけた記憶によると、その頃はＮＨＫの番組は、おしなべて民放よりは低く、「ニュース」がベストテンの上位に入ることなど特別場合を除いてなかった。高視聴率番組といえば、民放の看板のドラマや歌番組、それにジィアンツがらみの野球中継であった。
ＮＨＫの「ニュース」が視聴率の上位なのは理解できる。やはり民放に比べれば国内外に膨大な取材ネットワークを誇り、速報性があるからだ。とくに自然災害などは、どうしてもＮＨＫ二チャンネルを回してしまう。仕方がないことだが、逆にかっては、高視聴率を誇った国民的なドラマや、一世風靡した人気番組が姿を消してしまった。これも相対的にＮＨＫの「ニュース」の視聴率アップに関係しているのかもしれない。
毎日が日曜日の僕ら年寄りはやはり日常生活にテレビはかかせない。インターネット時代といっても、主な情報源はテレビである。しかし、確かめてみると、僕がお世話になっている番組は、ＮＨＫの「ニュース」と、自分の贔屓のプロ野球チームの出る野球中継、それにＮＨＫが時々放送する国会中継だけである。僕だけかと思ったら、同年代の友人も大体同じで、若者に人気の民放の番組はほとんど見ていない。
その昔、民放に在籍していた時代（１９６９～８１年）は、毎週発表になる視聴率表をみて自局の番組の視聴率の上下に、商売柄”一喜一憂”したものだった。当時の薄くなりかけた記憶によると、その頃はＮＨＫの番組は、おしなべて民放よりは低く、「ニュース」がベストテンの上位に入ることなど特別場合を除いてなかった。高視聴率番組といえば、民放の看板のドラマや歌番組、それにジィアンツがらみの野球中継であった。
ＮＨＫの「ニュース」が視聴率の上位なのは理解できる。やはり民放に比べれば国内外に膨大な取材ネットワークを誇り、速報性があるからだ。とくに自然災害などは、どうしてもＮＨＫ二チャンネルを回してしまう。仕方がないことだが、逆にかっては、高視聴率を誇った国民的なドラマや、一世風靡した人気番組が姿を消してしまった。これも相対的にＮＨＫの「ニュース」の視聴率アップに関係しているのかもしれない。
公正公平なニュース、一つに偏したニュースは扱わないNHKが集団自衛権反対集会のニュースを流していました。国会で審議以前の問題です。反対集会を扱うならば賛成集会も扱うべきです。これが公正なニュースといえるでしょうか。それでも、まだくだらない、したり顔の解説、コメントがないだけましです。
ＮＨＫのニュースの視聴率が上がったのは、民放の番組がくだらなく、みるに耐えなくなったのが原因です。
民放の方は、
異なる見方や対立する専門家同士の討議を聴いて、自分なりにも調査をし、自分の頭で考えることで、議会制民主主義制度が衆愚政治へと転落してゆくのを防ぐという基本を忘れて、
ブロガーの書かれた通り、コメンテーターとかが慣れ合い、お茶を濁すようなコメントばかりだすのは、事実だけを報道してもらって、それについての理解、判断は、視聴者に預けるという報道の基本をないがしろにした愚民化路線です。
雑誌「世界」のコメンテーターは登場させても雑誌「正論」の筆者がＮＨＫの報道番組に出ているのを、あまり見ていません。やはり、どこか一線、変な基準を引いているとしか見えません。でも自然災害は、やはり機動力、ネットワークからみてＮＨＫですね。
海外向けの報道はどうなのでしょうか。とくに一連の「河野発言」をめぐるニュースなど関心があります。海外向けニュースの選択をする国際局のデスクをチェックする必要があります。