埼玉県のペット会社の社長が県内の川や沼で無許可の網を使ってザリガニを捕った疑いで県の生活安全企画課の告発を受けて警察に逮捕された。2002年から10年にかけて捕りに捕ったり100万匹を捕り、1匹50円から100円で観賞用に売り1億円も儲けていたという。ザリガニが人間の生活に益なのか害なのかしらないが、無許可の網を使っただけで警察に捕まるというのは、ちょっと酷な気持ちがないでもない。
ザリガニといえば昭和10年代のはじめ頃、僕は東京から電車に乗って慶応大学のある日吉まで捕りに出かけた。当時日吉はまだ畑や田んぼが一帯にあり、僕はまず蛙を捕まえて、これを餌にザリガニを釣った。僕らはエビガにと呼んでいたが、このエビガにはアメリカからやってきた”悪者”だからいくらでも捕まえてよいと大人から言われていた。食糧難の時代だったが、僕らは捕まえても食べることはなかった。敗戦の年、勤労動員先の工場のドブ川にはうようよいて、カーバイトを入れると浮かんできた想い出もある。
埼玉県のペット会社はザリガニを鑑賞用に売っていたという。カブトムシと同じように子供たちには人気があるのだろう。都会では自然が破壊されて、かっては何処にでもいたセミやトンボやバッタ類が姿を消してしまった。そういえば、今年わが家では”秋の夜長を楽しむ”虫の声を聞いたことがない。札幌に住んでいた頃、この季節になると、冬の到来を告げる”雪虫”が現れたが、今でも現れるのだろうか。
庭のない我が家のベランダに花が一輪咲いた。ダッチェという外来種の花だが自然破壊の中での一時の憩いである。
ザリガニといえば昭和10年代のはじめ頃、僕は東京から電車に乗って慶応大学のある日吉まで捕りに出かけた。当時日吉はまだ畑や田んぼが一帯にあり、僕はまず蛙を捕まえて、これを餌にザリガニを釣った。僕らはエビガにと呼んでいたが、このエビガにはアメリカからやってきた”悪者”だからいくらでも捕まえてよいと大人から言われていた。食糧難の時代だったが、僕らは捕まえても食べることはなかった。敗戦の年、勤労動員先の工場のドブ川にはうようよいて、カーバイトを入れると浮かんできた想い出もある。
埼玉県のペット会社はザリガニを鑑賞用に売っていたという。カブトムシと同じように子供たちには人気があるのだろう。都会では自然が破壊されて、かっては何処にでもいたセミやトンボやバッタ類が姿を消してしまった。そういえば、今年わが家では”秋の夜長を楽しむ”虫の声を聞いたことがない。札幌に住んでいた頃、この季節になると、冬の到来を告げる”雪虫”が現れたが、今でも現れるのだろうか。
庭のない我が家のベランダに花が一輪咲いた。ダッチェという外来種の花だが自然破壊の中での一時の憩いである。
札幌の母が、電話でそう云っておりました。
突如として、辺り一面にこれでもかと現れるので、驚かされますし、ああ後1~2週間で雪が降るのだなあと、季節を感じさせられますね。
雪虫とは、どんな虫ですか?見たことがありません。
雪虫は北海道ならではの風物詩ですね。札幌赴任一年目、11月の声をきいたばかりなのに藻岩山がうっすらと雪化粧したのに驚かされました。雪虫が舞っているのなら札幌の自然環境は大丈夫ですね。
テレビの番組でザリガニが町の下水道みたいなドブ川にうようよしているの見ました。廃物利用ではありませんが、不法な手段とはいえ、これを捕って儲けてもあまり非難する行為とは思えないのですが、どうでしようか。
雪虫は名前はきれいですが、ブヨみたいな白い虫です。これが舞いだすと札幌の街に雪が降り、長い長い冬が来ます。