大相撲名古屋場所を前にして新弟子受検者がセロだった。これは
大相撲開闢(かいびゃく)以来とのことだ。双葉山の69連勝時代
の大相撲の隆盛期を知っているオールド・ファンにとっては寂しく、
嘆かわしい次第だ。
あの時代、大相撲は春場所(1月)夏場所(5月)年2回興行だった
が、両国の旧国技館は初日から連日、超満員で初日などは徹夜
で客が待つほどの盛況であった。当時小学生だった僕らも場所中
はもっぱら話題は「相撲」で、夕方外で遊んでいても相撲放送が始
まると家に帰り、ラジオにかじりついた。
大相撲の不人気はやはり外国力士の”導入”にある。名古屋場所
の番付をみると、東西の横綱がモンゴル力士、大関を含む三役力
士が7人中3人、十両以上の関取はなんと12人もいる。大相撲は国
技である。古い石頭でいえば、大相撲は”国際化”すべきではなか
った。大相撲はただ強いだけではなく、いわれぬ日本の”伝統美”
があったが、これが壊されてしまった。
大川端に響く櫓太鼓、江戸八百八町へ歩いてまわったふれ太鼓など
には、浮世絵的な江戸の情緒があった。外国人力士が角界入りして
以来、協会は、このような伝統美をおろそかにしてきたのではないだろ
うかー。ただ勝つために”とんだり、はねたり””八艘跳”の奇手やショ
ッキリまがいの仕切りを是認している。
敗戦直後、歌舞伎の危機があった。しかし、関係者の努力で頑固に伝
統を守りとおした。こと相撲に関しては、ぼくは”攘夷”派で、外国人は
ご遠慮願ったほうが好いと思っている。
大相撲開闢(かいびゃく)以来とのことだ。双葉山の69連勝時代
の大相撲の隆盛期を知っているオールド・ファンにとっては寂しく、
嘆かわしい次第だ。
あの時代、大相撲は春場所(1月)夏場所(5月)年2回興行だった
が、両国の旧国技館は初日から連日、超満員で初日などは徹夜
で客が待つほどの盛況であった。当時小学生だった僕らも場所中
はもっぱら話題は「相撲」で、夕方外で遊んでいても相撲放送が始
まると家に帰り、ラジオにかじりついた。
大相撲の不人気はやはり外国力士の”導入”にある。名古屋場所
の番付をみると、東西の横綱がモンゴル力士、大関を含む三役力
士が7人中3人、十両以上の関取はなんと12人もいる。大相撲は国
技である。古い石頭でいえば、大相撲は”国際化”すべきではなか
った。大相撲はただ強いだけではなく、いわれぬ日本の”伝統美”
があったが、これが壊されてしまった。
大川端に響く櫓太鼓、江戸八百八町へ歩いてまわったふれ太鼓など
には、浮世絵的な江戸の情緒があった。外国人力士が角界入りして
以来、協会は、このような伝統美をおろそかにしてきたのではないだろ
うかー。ただ勝つために”とんだり、はねたり””八艘跳”の奇手やショ
ッキリまがいの仕切りを是認している。
敗戦直後、歌舞伎の危機があった。しかし、関係者の努力で頑固に伝
統を守りとおした。こと相撲に関しては、ぼくは”攘夷”派で、外国人は
ご遠慮願ったほうが好いと思っている。
外国人力士が多く、なんとなく力を入れて見る気になれません。
今の日本のスポーツは、ハングリー精神がまったくないので、弱いのだそうです。
相撲だけでなく、サッカーなどもやる気が他の国とはまったく違うそうです。
日本の選手は、世間に顔が知れてワッーと騒がれて、良い車、良い場所に住めれば、それで満足してしまうのだそうです。
外国の選手は、国なり家族なりを背負って出てきてますから、その辺りに勝因の差が出るのでしょう。
それに相撲界には、まだまだ不透明なことも多く、八百長問題や先日の弟子が稽古中に死亡するなど、尚更悪いイメージが残る事件があり、ますます相撲離れに拍車がかかっているとか。
少子化+ハングリー精神の欠如もあり、今後ますます厳しい状況になりそうな気がします。
容姿は同じでもなにか、まがいものです。モンゴルでなくて中国人だったらのっとられてしまいます。人口からみて、
そいうこともありえます。
ご存知のように白鵬の親方の問題で、協会は、八百長の収拾で四苦八苦している
とのことです。相撲部屋が多すぎるのも
問題があります。
国技を止めてみると良いかもしれませんね。
残念ながら相撲から得るものが少なくなってきているのも
衰退の原因でしょうか
太っているから相撲取りにでもなれ!!なんていう時代は、
とっくの昔に終わっているんですけどね
時代が変わってきていますね。
下の孫は学校で一の二の大男ですが、冗談に相撲にならないかと言うと、怒ります。格好が悪いのですね。
双葉山時代には相撲部屋は20ぐらいでしたが、今は51あります。このあたりに弊害だ出てきています。
もともとハングリーなスポーツですが、”豊かな時代”になった今は、希望者が少なくなるのは当然です。