舛添東京都知事の私的流用問題について作家の曾野綾子さんが産経新聞のコラム「透明な歳月の光」(首都圏版6月15日)の中で知事の問題の”公私混同”や政治資金の流用疑惑について知事を弁護、それよりは都議会を空転させたほうがお金のムダだと書いている。曾野さんによれば”知事を政治的、社会的に葬ることで、個人的な妬みの溜飲を下げたい人たちを見るのはあまり楽しくない”のだそうだ。
”舛添騒動”は知事の辞任に当たっての最後の発言”反省と心残りの念はつきないが、すべて自分の不徳の致すところ”で幕を閉じた。これで曾野さんが憂えていた都議会の空転によるお金のムダは避けられたが、都知事の再選という、やらずもがなの大きなツケを残してしまった。一説には再選費用は50億円だという。”不徳の致す”によるツケにしては大きすぎる。
おりしも東京の居住区から「特別区民税.都民税」の通知が来た。公的年金と僅かな不動産に対する課税である。しかし、”貧者の一灯”といえども赤税であるのには変わりがない。その赤税が、意味のない個人用のシナ服の購入にあてられては、たまったものではない。シナ服が買えないという僕の個人的な妬みではない。
やりきれない気持ちで、この”舛添騒動”に何か功績はないかと探してみたら、普段日常的に何をしているか判らない都会議員の存在ぐらいだ。この騒ぎで多少、有権者との距離が近くなったかもしれない。夏の盛りの選挙だが、今度は候補をよく見極めた上で一票を投じることにしよう。これも”舛添騒動”の功績の一つかもしれない。
”舛添騒動”は知事の辞任に当たっての最後の発言”反省と心残りの念はつきないが、すべて自分の不徳の致すところ”で幕を閉じた。これで曾野さんが憂えていた都議会の空転によるお金のムダは避けられたが、都知事の再選という、やらずもがなの大きなツケを残してしまった。一説には再選費用は50億円だという。”不徳の致す”によるツケにしては大きすぎる。
おりしも東京の居住区から「特別区民税.都民税」の通知が来た。公的年金と僅かな不動産に対する課税である。しかし、”貧者の一灯”といえども赤税であるのには変わりがない。その赤税が、意味のない個人用のシナ服の購入にあてられては、たまったものではない。シナ服が買えないという僕の個人的な妬みではない。
やりきれない気持ちで、この”舛添騒動”に何か功績はないかと探してみたら、普段日常的に何をしているか判らない都会議員の存在ぐらいだ。この騒ぎで多少、有権者との距離が近くなったかもしれない。夏の盛りの選挙だが、今度は候補をよく見極めた上で一票を投じることにしよう。これも”舛添騒動”の功績の一つかもしれない。
決して安くない税金を庶民は、四苦八苦して払っています。
桝添に支払いをお願いしたいです。
やっと辞めた感がありますが、私的流用の解明がきちんとされない部分は、不満か残ります。
百条委員会を開くべきと思います。
ただ、議員と名のつく人は、多かれ少なかれ同じような事をやっているように思います。
税理士の手腕にかかっているのでしょうね。
なんだか釈然としません。
年金生活の老人まで、わづかな不動産があるだけで住民税を取られています。東京都のトップだから、週末に温泉で休養するのには文句はつけませんが、やはり、やり方があまりにもsekoiことです。議会の空転費の無駄や新たに選挙してかかるおカネは、不徳のツケとして、その一部(退職金)を要求づべきです。
曾野さんと舛添さんとの共通点は、サラリーマンの生活がなく、おカネの本当の有難味を知らないことです。
おっしゃる通り、舛添問題において、実質は公金横領というのが普通の市民感覚なのですから、今次の参議院選挙においては、TVや新聞は、各政党ごとに徹底取材して、今後、どのように『政治資金規正法の改正案(入金だけでなく、出金=使途についても制限を付与する)』を出すのか、選挙前に報道してほしいと願います。
米国では、議員の政治資金の私的流用(正月家族温泉旅行など)は刑事罰対象だと思います。参院選挙の争点の一つとすれば、良いのです。野々村県会議員のような。ど素人を検察は追及するけれども、ザル法の抜け道を熟知している舛添都知事は、逮捕するのが困難ですから、これは、『立法(国会議員・地方議員)』が、政治資金に関する「改善対策」を盛り込んだ法案を提出しまければならない。次の都知事選挙では、是非とも、「政治資金規正法」について、どう変更するのか、各政党からの立候補者は、選挙演説や公約で明らかにしなければ、同じことが、何度でも起こります。
ブロガー殿
選挙のたびに巨額の税金が使われますが、これは、議会制民主主義体制の維持が、本質的に「経済的非効率」な要素をもたざるをえない代償だと思います。支那大陸で数十年行われてきた共産党独裁体制に比較して、はるかに「マシ」な体制だからです。中国共産党幹部の腐敗・汚職の程度は、田中角栄、小沢一郎、舛添要一らと比較すると、雀の涙といえます。
数十億円から数百億円程度の選挙費は、民主主義維持のための代償ではないかと思います。ヒトラー、スターリン、毛沢東~習近平、など実質選挙の存在しない全体主義独裁体制とくらべたら、はるかに「マシ」な政治体制なのだと思います。
しかし舛添が公私混同した金とこの件によって掛かる選挙費用50億円を考えると反省して出直しを誓い無休で任期を働くと言って許しを請う舛添を“許す心“が都議会議員に有っても良かったのでは?
と頑固親父は思う次第です。
あそこまで暴かれればこの先舛添と言えどもバカはしない筈です。
舛添に代わる人物がいても東京都の官僚の方がオリコウサンですよ!
と言うことは誰がなってもそうそう変わる気はしません。
政治資金規正法なんて一般庶民は知らないし、中身を検討したことがありません。極論すれば、政治家が自分たちの都合のよいようにしたのかも知りません。もしかすると、セコイ舛添さんの事だから、新党を造ったのも彼の政治理念より、カネ儲けのためかもしれません。彼はもしかすると、小沢一郎をこの面で師にしたかもしれません。
ご指摘のように、民主主義維持のための代償かもしれませんね。舛添さんは意識的にこれを利用したとすれば、一層腹が立ちます。
50億円は、あまりに大きすぎて想像出来ない額ですが、東京で不足して問題になっている特別養護老人施設のいくつかは建設出来たと思います。
僕の北海道在勤中の10年は、堂垣内知事でしたが、帰京した後の選挙で、横路さんが”勝手連”の支援を受けて当選したときには、非常に新鮮に感じたものですが、その横路道政も晩年”食の博覧会”で破綻をきたしたことを想い出しました。
舛添都知事が辞職により短期間で済んだのは、東京都民にとっても、日本の国益にとっても、残念ながら、50億円の選挙費用を使っても、十分に有益だったと思います。
2014年の都知事選において、舛添候補の公約は5つからなっていたが、殆ど、どれも実現に注力していないことが最大の問題ですが、ここが、TV報道などでは、行われていません。
①「史上最高のオリンピック・パラリンピックで東京の魅力を世界へ発信」
・・・・・国立競技場、エンブレム商標問題では、全く、当事者意識がみられませんでした。
②「大災害にも打ち勝つ都市」
・・・・・関東大震災クラスの予防・危機管理意識は、希薄だと思います。毎週、湯河原で温泉治療をしている場合ではないと思います。
③「安心、希望、安定の社会保障」
・・・・・厚労大臣経験をもった候補者ですから、都民有権者は投票に際して、保育所や介護施設の充実を期待したにもかかわらず、舛添都知事は逆に、美術館・博物館には頻繁に見学するけれども、保育所・介護施設の見学は一切ゼロです。都内で世田谷区が一番、保育所への待機児童が不足しているのに、長らく放置。新宿区では、定員割れしている韓国人学校のために、都有地貸与をパククネ大統領に約束して、都民は、障害者、保育所、介護施設の建設用地不足で困窮しているのに、韓国人の便宜をの方を都民よりも優先させました。
④「中小企業の育成で世界をリードする産業・人材都市」・・・中小企業のために、都知事の寄与=具体政策はゼロではないでしょうか?
⑤「世界に通用する人材の育成と骨太の教育改革」の
・・・都民の人材育成に関しても、都知事の寄与=具体策はゼロではないでしょうか?
2014年の東京都小笠原諸島の赤サンゴに対する中国船団の襲来による領海侵犯・略奪、自然環境破壊に関しても、当事者意識がうすく、東京都島漁民の生命、財産、人権、自由が剥奪されても、断固たる抗議声明もなく、海上自衛隊の警備発令も政府に要請していません。東京都民よりも、中国の利益を優先させました。
私は、
選挙公約に注力せず不作為の怠慢をむさぼり、むしろ、外交官でもないのに、都市外交として大名観光をするばかりか、都民・国民よりも、中国・韓国の利益を優先するトンデモない都知事だったた思いますから、
ブロガーと同様に、
曽野綾子氏の舛添弁護論には賛同できません。