昨日テレビで「党首討論」を拝視、拝聴したが、問題の集団自衛権をめぐる安倍総理と海江田民主党代表との”討論”は結局”討論”が”討論にならず物足りなかった。一つには自公両党で審議している集団自衛権に対する憲法解釈が、素人には理解しにくいこと。一方、それ以前の問題として野党第一党であるにも関わらず、集団自衛権そのものに対する解釈が民主党内で一本化していないからであろう。
討論の中で、海江田代表が”集団自衛権の行使により、自衛隊員が血を流すことになる、と総理の口から言って欲しい”と迫った。憲法改正に反対してい大江健三郎氏らの「憲法九条の会」と同じで、戦争の悲惨さを国民に訴え、集団自衛権は戦争につながるという論法だ。広島、長崎原発、東京、大阪無差別空襲を僕らの世代は体験している。戦争は”もうごめんだ”と、日本人なら誰でも思っている。しかし、戦後70年、世界の情勢も変化してきている。
昨日の「党首討論」は集団自衛権だけがテーマではないと思うが、維新の会の石原慎太郎代表の”討論”は、例によって例のような「独演会」だった。分党までした石原代表である。国民は何故憲法改正が必要なのか、石原代表の口から聞き、これに対する安倍総理の見解も聞きたかった。しかし、残念ながら過去の自分の政治体験を長々と述べるにすぎなかった。
ネットに石原氏の話に対して”介護の現場で高齢者の話を聞くヘルパーさんの苦労がよく解る”というコメントがあった。あの元気だった「太陽の季節」の青年も八十老である。”討論”の石原氏の話を聞いて、周囲の方々はそろそろ、引退への花道をお考えになったら、よいのではないかと思った。石原さんにしてみれば”今の若者は”という気持ちもおありだろうが、介護現場の老人になぞらえるようでは自身も引退をお考えになったほうがよいかもしれない。
討論の中で、海江田代表が”集団自衛権の行使により、自衛隊員が血を流すことになる、と総理の口から言って欲しい”と迫った。憲法改正に反対してい大江健三郎氏らの「憲法九条の会」と同じで、戦争の悲惨さを国民に訴え、集団自衛権は戦争につながるという論法だ。広島、長崎原発、東京、大阪無差別空襲を僕らの世代は体験している。戦争は”もうごめんだ”と、日本人なら誰でも思っている。しかし、戦後70年、世界の情勢も変化してきている。
昨日の「党首討論」は集団自衛権だけがテーマではないと思うが、維新の会の石原慎太郎代表の”討論”は、例によって例のような「独演会」だった。分党までした石原代表である。国民は何故憲法改正が必要なのか、石原代表の口から聞き、これに対する安倍総理の見解も聞きたかった。しかし、残念ながら過去の自分の政治体験を長々と述べるにすぎなかった。
ネットに石原氏の話に対して”介護の現場で高齢者の話を聞くヘルパーさんの苦労がよく解る”というコメントがあった。あの元気だった「太陽の季節」の青年も八十老である。”討論”の石原氏の話を聞いて、周囲の方々はそろそろ、引退への花道をお考えになったら、よいのではないかと思った。石原さんにしてみれば”今の若者は”という気持ちもおありだろうが、介護現場の老人になぞらえるようでは自身も引退をお考えになったほうがよいかもしれない。
憲法改正がすべて戦争に通ずるというのはナンセンスです。占領下に制定された憲法であり、すでに半世紀を経ています。今のやり方は姑息的です。もっと国民的にどうどうと検討すべきです。与党の中にも野党的な考えの人もいます。