南アフリカのダーバンで開催中のCOP17(国連気象変動枠組み条約第17回締約国会議)は、会議を一日延長したが、成果がなく結局妥協の合意で閉幕した。すべて先送りである。わが国が強く反対していた京都議定書の延長も、条件つきではあるが認められなかった。加盟国それぞれのエゴがむき出しで、まったく先がみえない。
京都議定書には米中二大CO2排出国が入っていないし、目標数字も明示されていない。ダーバンの合意書では、来年のドーハ(カタール)会議までに新しい枠組みを決定するとしているが、その見通しがあるのであろうか。京都議定書は来年12月でその期限はきれる。
一方、民主党政権は2009年の総選挙の際のマニフェストで"2020年までに1990年比25%制限”を公約し、当時の鳩山由紀夫総理はこれを国連の会議で公言している。京都議定書が新しい国際枠組みなしで延長になった場合、わが国はどうななるのか。今は当時と違って超円高であり、大震災後による電力不足でもある。
COP会議はこのところ年末の年中行事になっているが、昨年のメキシコ会議も先送りばかりで成果がなかった。今年のダーバン会議も結局はまとまらず、開催国の女性代表の顔をたてたような形だ。
CO2排出による気候変動は待ったなしで進んでいる。米中二大排出国が、自分たちのエゴを主張するならば、国際協調は得られない。すでに地球上には地球変動で水没しかけている国も出てきている。このままでは、やがて人類は破滅する。
京都議定書には米中二大CO2排出国が入っていないし、目標数字も明示されていない。ダーバンの合意書では、来年のドーハ(カタール)会議までに新しい枠組みを決定するとしているが、その見通しがあるのであろうか。京都議定書は来年12月でその期限はきれる。
一方、民主党政権は2009年の総選挙の際のマニフェストで"2020年までに1990年比25%制限”を公約し、当時の鳩山由紀夫総理はこれを国連の会議で公言している。京都議定書が新しい国際枠組みなしで延長になった場合、わが国はどうななるのか。今は当時と違って超円高であり、大震災後による電力不足でもある。
COP会議はこのところ年末の年中行事になっているが、昨年のメキシコ会議も先送りばかりで成果がなかった。今年のダーバン会議も結局はまとまらず、開催国の女性代表の顔をたてたような形だ。
CO2排出による気候変動は待ったなしで進んでいる。米中二大排出国が、自分たちのエゴを主張するならば、国際協調は得られない。すでに地球上には地球変動で水没しかけている国も出てきている。このままでは、やがて人類は破滅する。
まったく無意味な会議です。米国と中国だけでCO2排出量が半分以上だというのに、この二大国が参加していない京都議定書を続けても解決にはなりません。しかし、地球温暖化による地球破壊は、着々と進行しているようです。人類はもっと真剣にこの問題を考える時期にきています。その意味では鳩山提言は正しいのですが、いかんせん"宇宙人"発言であり、国益を無視したものです。気象の変化による大災害(もうタイの水害など起きているが)が起きない限り人類は本当にこの問題に取りこまないのかも。