娘婿一家が昨夕、雪の北海道から”寒かった”の言葉を連発して帰宅した。娘婿の
実家のある函館へ孫(僕にとって)の大学合格報告と仏事をかねての久しぶりのお
郷かえりである。長い日本列島は、この時季「北」と「南」とでは気候がまるっきり違
う。東京と函館とでは気温の差は10度以上はある。
29年前になる。僕は当時勤めていた札幌の会社を辞めて故郷の東京へ帰った。55
歳の定年を控えて異郷で、これを迎える不安からだが、北海道の気候がその引きガ
ネでもあった。東京育ちの僕にとっては11月から4月まで、氷と雪の中で生活するの
がきつかった。
東京へ戻って友人、知人に出した僕の挨拶状は”沈丁花の匂う東京”という形容句で
始まっていた。その沈丁花の芳香が今年も漂い始めてきた。昨日、散歩に近くの暗渠
の上の桜並木を通ったら、蕾はまだ固いのに、早くもお花見の提灯が飾られていた。
福岡からはもう花の便りが届いた。東京も今年はお彼岸前に開花するという予報もある。
自然の動きは正直である。これに反して政治はどうなんだ。何事も先送りである。沖縄
では花が散って葉桜だというのに、いっこうに普天間問題解決の先がみえない。政治資
金問題について、きちんと説明がつかないならば、桜のように潔く散ったらどうだろうか。
実家のある函館へ孫(僕にとって)の大学合格報告と仏事をかねての久しぶりのお
郷かえりである。長い日本列島は、この時季「北」と「南」とでは気候がまるっきり違
う。東京と函館とでは気温の差は10度以上はある。
29年前になる。僕は当時勤めていた札幌の会社を辞めて故郷の東京へ帰った。55
歳の定年を控えて異郷で、これを迎える不安からだが、北海道の気候がその引きガ
ネでもあった。東京育ちの僕にとっては11月から4月まで、氷と雪の中で生活するの
がきつかった。
東京へ戻って友人、知人に出した僕の挨拶状は”沈丁花の匂う東京”という形容句で
始まっていた。その沈丁花の芳香が今年も漂い始めてきた。昨日、散歩に近くの暗渠
の上の桜並木を通ったら、蕾はまだ固いのに、早くもお花見の提灯が飾られていた。
福岡からはもう花の便りが届いた。東京も今年はお彼岸前に開花するという予報もある。
自然の動きは正直である。これに反して政治はどうなんだ。何事も先送りである。沖縄
では花が散って葉桜だというのに、いっこうに普天間問題解決の先がみえない。政治資
金問題について、きちんと説明がつかないならば、桜のように潔く散ったらどうだろうか。
基地問題は二転三転どころではありませんね。沖縄を離れて徳島という話しも出始めました。こんなことでは来年になっても決まりません。参議院が終わるまでこの調子を続けるのではないかと思いはじめました。外交よりも政権維持の方が民主には大事みたいですからね。日米安保を破棄するような行為を続け中国に依存すれば、近い未来は米中戦争になり日本は焦土化するのではないかと思います。今の政治は国民の生命を守る考えはまったくありませんから。
歴代の内閣が核問題についての密約を国民に知らせなかったのは、ある意味では大変な問題ですが、国益を考えた場合は必要なことも。普天間問題についてなんでもかんでも候補地を公表していては、かりに解決できても禍根を残すのでは。官房長官に一任しているのなら、総理も防衛大臣も発言すべきではありません。
内閣の要の官房長官が軽量で荷が重過ぎますね。