野田総理は昨日、第二次内閣改造人事を発表した。参院で問責決議された田中防衛、前田国土交通の二大臣を含む五大臣の更迭だ。就任してから僅か九か月の間に二度目、それも国会開会中の改造、極めて異例なことだ。今国会での成立をめざし、自分の政治生命をかけて断行しようとしている総理の意気込みは感じられる。が、果たして成立できるのであろうか。
改造後の新閣僚は民間人か起用した森本防衛大臣を除いてあまり変わり映えしない。期待もしていない。むしろ、また問責の対象者が出てくるのではないかと心配だ。平成二十一年九月、民主党内閣が発足してから二年九か月だが、なにかいつも閣僚の入れ替えをやっているような印象である。鳩山、菅、野田三代の内閣でなんと五十人近くの大臣が誕生している。
野田総理は発足にあたって「黙々と仕事をする”ドジョウ”内閣だ」と自ら言っていたが、僕にはそう見えない。つい最近も小沢一郎元代表との会談に当たって「乾坤一擲」だとか「一期一会」だの古めかしい言葉で大言壮語していたが、二回も話し合って平行線のまま結論が出ていない。今回の内閣改造に当たっても「全知全能」とか「誠心誠意」とか四字熟語を駆使しているが、どうも僕には、その裏腹のように見えてくる。
野田総理に求められるのは「不言実行」である。”ドジョウ”からくる印象は寡黙だが、野田総理は大言壮語しすぎる。昔から「巧言令色鮮仁」という言葉がある。野田総理の最近の言動は”ドジョウ”ではなくて“ナマズ”みたいに見えてきた。
改造後の新閣僚は民間人か起用した森本防衛大臣を除いてあまり変わり映えしない。期待もしていない。むしろ、また問責の対象者が出てくるのではないかと心配だ。平成二十一年九月、民主党内閣が発足してから二年九か月だが、なにかいつも閣僚の入れ替えをやっているような印象である。鳩山、菅、野田三代の内閣でなんと五十人近くの大臣が誕生している。
野田総理は発足にあたって「黙々と仕事をする”ドジョウ”内閣だ」と自ら言っていたが、僕にはそう見えない。つい最近も小沢一郎元代表との会談に当たって「乾坤一擲」だとか「一期一会」だの古めかしい言葉で大言壮語していたが、二回も話し合って平行線のまま結論が出ていない。今回の内閣改造に当たっても「全知全能」とか「誠心誠意」とか四字熟語を駆使しているが、どうも僕には、その裏腹のように見えてくる。
野田総理に求められるのは「不言実行」である。”ドジョウ”からくる印象は寡黙だが、野田総理は大言壮語しすぎる。昔から「巧言令色鮮仁」という言葉がある。野田総理の最近の言動は”ドジョウ”ではなくて“ナマズ”みたいに見えてきた。
まったく同感です。悪党集団に見えてきました。国民新党の自見が理由もなく、大臣の椅子を松下に譲りました。二度と国民新党は与党になれないから、最後に大臣の椅子をご褒美にやったのでしょう。まったくケチな連中です。自民党も農水大臣一派の犯罪を、大臣更迭だけでうやむやにしてはいけません。これを突破口にして倒閣においこむべきです。変な妥協をしては日本沈没です。