東京のコロナ新規感染者数は昨日9月21日、約3か月ぶりに300人を切り253人にとどまった。今朝の新聞にその市町村区別の一覧が載っていたが、なんとあの浅草の観音様がある台東区が発生ゼロ、銀座のある中央区が3人、累計感染者数トップの世田谷区と歌舞伎町の新宿は11人にすぎない。確かに緊急事態宣言により観光地や夜の街では人出の動きに影響が出てきたようだ。
お彼岸日和らしきその21日、米寿すぎの老妻が家人の車で菩提寺の浅草の古刹と谷中の霊園に墓参に出かけてきた。毎年は墓参のあと、浅草の観音様にも足を運ぶのだが、今年はコロナ禍に配慮して雷門も仲見世も遠慮してきたそうだ。帰宅しての話によるとはなかったという。やはり人出はまばらで、昼食に立ち寄った江戸時代からの老舗のそば店もいつもの賑わいはなかったという。
昨夜は東京では「中秋の名月」。8年ぶりに満月が見られたそうだ、要介護3,90歳すぎの筆者にとっては残念ながら秋の彼岸もお月見もない。老人ばかりではない。長引くコロナ禍で全国的に年中行事や神社仏閣の祭事が中止になっている。そのうちに人々から忘れられ、昭和の時代の昔の話になるかもしれない。
感染者が減れば、またひとが出歩きあっという間に数が増える。
こんな事をあと何回やればいいのか?
ワクチン接種をしてもコロナには感染します。
だからまだまだ気の緩んだ生活はできません。
日本の政治家は低レベルすぎます。