ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

麻生首相、そして朝青龍の楽しいニュース

2009年03月15日 | テレビ
書店に行くと今でも漢字のドリル本、積み上げています。
麻生首相の「みぞゆう」なニュースは他にもあります。
「とてつもない日本」ベストセラーですって。
麻生太郎ってインテリから小馬鹿にされながらも、どこか憎めないところがあるのでしょうね。
「とてつもない」というのも流行りそう?

朝青龍は本業の相撲以外にも、ファッションショーに出たり、ファン太郎としてファンタの宣伝に出たり忙しいですが、あのドルジケーキ、大阪府立体育館の向いにある喫茶店で場所中50個、売り出すのですって。商売上手ですね。

今日、勝っていました。もちろん応援しています。
ドルジケーキって食べたいような、恥ずかしいような・・・。
ブルーチーズとブルーベリーのかわいいケーキらしいのですが、2000円では高い、という声が・・・。
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ステッラ本日80歳。往年の美声を堪能!

2009年03月15日 | オペラ
テレビを消して、わが永遠のプリマドンナ、アントニエッタ・ステッラのCDを聴きました。

最初の一声から上質のベルベットを想わせる艶と厚みのある声、美しいイタリア語は全く自然で変な気負いもなく、それでいて毅然たるリリコ・スピントの張りがあり、彼女がカラスやテバルディという女傑に勝るとも劣らず、尊重されてきたことがよくわかります。

ステッラをじっくり聴いて、誇張されたドラマ性やハイヒールで綱渡りしているようなウルトラ技巧などで耳を汚されていたことが、今更ながらわかります。

カバリエやリッチャレッリの絶妙なピアニッシモもドラマの展開にどれほどの効果があったというのでしょう。
声が練れている、技巧でピアニッシモを多用し、素人よりも勉強してきた者にとってはるかかなたの山を感じさせてきて「私もがんばろう」と無意味な決意をさせてきた、これは音楽の本質からはずれていた、と思い当ります。

さらにカラスの(またはピアノのアルゲリッチもですが)声の迫力を鋭いアクセントで倍増した、切り込んできたカミソリのような・・・またテバルディのような偉大な声を持ちながらアマービレとは無縁な表現、そしてイタリアオペラでのニルソンのような緊張感に欠けるテンポ感、相撲のように「前へ出る」だけのフレー二、
また最近大量生産のソプラノは名前も覚えられない・・・。

声の天使ステッラ、ただの美声というだけではなく、楚々たる声の美しさからくる抒情性、飾らない表現力・・。
勉強もして、トシもとって、老親介護で歌から離れて・・・気になっていたのはステッラでした。
歌が本能なように暖かく自然です。天性のものなんでしょうね。

ついでに夢にみるのでしたら、カルーソとステッラの「アイーダ」、聴いてみたいものですね。エッ、指揮はヴェルディですって?アムネリスはシミオナートとコッソットのダブルキャストで。わあ、カルーソがコッソットはやめてくれ、て。声の加減をするならいいけど、って。するもんですか!ハハハ、カルーソ覚悟せよ!

夢は勝手ですから。

今日3月15日、ステッラの80歳の誕生日
おめでとうございます。いつまでもお美しくお元気で





コメント (2)
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