ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

マリア・カラスが歌うヴェルディ「マクベス」~勝利の日に

2011年06月12日 | オペラ
Maria Callas sings "Nel di della vittoria" from Macbeth


ヴェルディのヒロインの中で、この「マクベス夫人」だけは少しタイプが異なる。
夫のマクベスの為に、悪事をそそのかし、主君をも殺させ、国を滅亡に追いやることになってしまう。

この場面は夫のマクベスからの手紙を読み、夫の出世のためにたくらむマクベス夫人の場面、ヴェルディはこのマクベス夫人を「邪悪な性格を表現するために、美しい声で歌ってはいけない」と書いている。
マリア・カラスはこの役を得意とした。

これって菅総理の夫人、伸子さん・・・?
マクベス夫人は最後は夫を破滅させ、自分は夢遊病になり罪の重さにおののき死んでしまうが・・・菅総理夫人は、被災地へたったひとりでボランティアに。
どんな心境だろうか、夫に「支持率1%になっても総理をやめてはならない」とたきつけ、夫の周りには味方がほとんどいなくなってしまう・・・。

菅伸子さんに哀れを感じる、決して幸せでない「仮面夫婦」か・・・。
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西岡参議院議長の「所感」全文

2011年06月12日 | 政治


所感

参議院議長 西岡武夫

1、はじめに。 
私が、東日本大震災と原発事故が起きる以前から、菅首相の退陣を執拗(しつよう)に求め続けてきたのには理由があります。菅首相は、私の知らない多くの能力をお持ちでしょう。しかし、私は、国家の統治能力を菅首相はお持ちでないと確信していました。そのように確信したのは、昨年秋の尖閣列島問題の際でした。

2、
 私が、菅首相の即時辞職を求める理由。
 日本は、東日本大震災に見舞われました。その上、原発事故を引き起こしました。正に、国難であり、国家の危機です。その後の政府の対応振りは、目に余るものでした。大震災への対応も原発事故への対応も、菅首相の指導力のなさが、初動を遅らせ、原発事故の収束を遅らせ、震災対応を、今なお遅らせています。

 私が、参議院議長の立場で、菅首相に即時辞任を求め続けていることに、正直なところ、多くの匿名電話や手紙や葉書と、僅かの記名の抗議がきています。その趣旨は、「首相を取り替えている間に対策が遅れるではないか、与党のみならず野党も一緒になって震災対策、原発事故対策に取り組め。」というご意見です。

 しかし、菅首相の指導力のなさ、構想会議に丸投げする無責任、場当たり、思いつき政治、原発事故後の避難地域20キロから30キロ指定や農作物出荷停止の際に見せた、国の責任逃れを前提とした卑怯(ひきょう)な行政手法等々をご覧になって、国民の皆さんも呆(あき)れておられたことでしょう。

 総理大臣の権限は、実は、国民の皆さんが想像される以上に大きいのです。

 菅首相の存在が、震災対策を遅らせ、原発事故収束に目処(めど)がつかない原因なのです。

3、 首相の進退問題。
 首相の進退の時期は、与党の幹事長もまた官房長官でも、口にすべきではないのです。首相本人以外のいかなる政府・与党幹部も口に出してはいけないのです。このことは、政治の「いろは」であり、国会議員の資格以前の常識です。まして、法案を沢山(たくさん)抱え、野党との折衝に当たる与党の国会対策委員長までが触れたのには、驚きでした。国会運営の初歩はおろか、与党の国会議員のやるべき事、やってはならない事、言ってはならないことを知らない方々が、国難の日本の舵を握っているのだから、呆れ果てるばかりです。

4、 衆議院における菅内閣不信任決議案の顛末(てんまつ)。
 私は、今後も、引き続き、菅首相の即時辞任を求めます。

 それにつけても、今回の不信任案が上程される本会議開会直前に開かれた民主党代議士会は、一体何だったのだろう、と、いま思っています。民主党所属の国会議員の多くは、東日本大震災以来、東電福島原発事故への対応と合わせ、菅政権に対する疑念を持っておられる筈(はず)です。しかしながら、野党の提出した内閣不信任決議案に与党議員が賛成する、という通常では考えられぬ政治決断は、特に若き国会議員にとっては重すぎる判断だった、と推察できます。

 それを、敢(あ)えて被災地の方々の立場に立って決断された民主党の国会議員各位は多数おられました。そのまま衆議院本会議が開会されれば、菅内閣に対する不信任決議案に賛成し、可決されたと思われます。ここで、本会議開会の前日、菅政権の周辺に、ある策略が動き出した。と思われます。なんとしても、菅政権は護(まも)りたい。その一心が、菅総理を取り巻く人々に露骨に表れました。自分達から意図的に表に出された、性格不明の一枚紙の(菅首相と鳩山前首相間の覚書)には、現菅政権の真髄(しんずい)が余すところ無く語られています。それは、三項目から成り立っていました。

その一、民主党を壊さないこと

その二、自民党政権に逆戻りさせないこと

その三、大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと

(1) 復興基本法案の成立

(2) 第2次補正予算の早期編成のめどをつけること


以上がその内容の全部だった、とされています。

ご丁寧に、この覚え書きに、現首相と前首相が連名で署名する話もあったようである。

 私は、署名が有ろうと無かろうと、この三項目は、参議院議長としても、民主党に籍を置く議員としても、申し訳ない気持ちで一杯です。

 東日本大震災の被災者の方々に対して、また原発事故に対しての政府・東電の対応が誤りであったことは明らかです。 

 被害者の皆さんに対し、前記の「現・前首相の覚書」は、この国難の中でも、自分の党が大切で、大震災が三番目とは、その姿勢に、私も、怒りを抑えることはできません。
 そうして、六月二日の代議士会での菅首相の挨拶(あいさつ)を受け、鳩山前首相が、一致団結を訴え、それを受けた、もう一人の賛同者の発言で、大勢は決まりました。

 迷いに迷った多くの新人議員にとって、鳩山発言は救いの手でした。

 しかし、菅首相は、一言も退陣を明言してはいなかったのです。

そうして、これは、首相としては当たり前の発言なのです。

 かくして、菅内閣不信任決議案は衆議院本会議で否決されました。

5、 菅内閣はどうなるか
 これだけ、不謹慎にも、閣内から、与党幹部から、菅首相の退陣が公然と言葉に出れば、道は二つしかないのです。

第一、私が、今年の初めから言い続けてきたように、即刻、菅首相が辞職する。

第二は、赤字国債を発行するための特例公債法の成立と引き替えに総辞職することを野党と折衝する。

 これ以外に、菅首相の退陣の時期はないのです。

非常識にも閣僚や与党幹事長から、満身に期限を切られたボロボロの衣を纏(まと)わされた首相は、最早、如何(いか)なる理由でも上記以外の新たな法律案に言及する資格はないのです。

最後に菅内閣を支えてこられた、歴代政府高官、与党幹事長・政策責任者の皆さんは、いま、他人事のように勝手な発言をされていますが、実は、皆さんは、菅首相と「共同正犯」であることを、くれぐれも、お忘れないように!!              
                 ベッラあとがき

西岡参議院議長の発言はまさに「正論」です。
森田実氏は、この発言を産経新聞以外、みんなスルーしてことを問題にしています。
そしてなぜか、森田氏の発言の動画「アンカー」はすべて削除。それも即刻です。

こうして、削除をされながらも、青山氏、森田氏、など堂々とメディアに対峙しており、私たちはそれを応援し、私たちの国のことですから、私たちが「マスコミのありかた」について厳しく問わねばなりません。

本日のフジじゃなかった、不治テレビ「報道2001」は、なんと自衛隊を「暴力装置」呼ばわりし、また「尖閣」事件をもみ消そうとした仙谷を長々としゃべらせるなど、ますます増長し、国民の知る権利を奪っています。
誰かに任せておけば、という状況ではありません。
おかしいことは即、抗議なり、自分でできる範囲で動かねば日本はおしまいです。

中韓の「傀儡(かいらい)」であるマスコミと民主党に鉄槌を加えねばなりません!!
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「マスコミ奪還」~金曜日「アンカー」、森田実氏の<言わねばならぬ>

2011年06月12日 | 政治

先週の森田氏の「アンカー」動画はあっというまに削除されていた。
今週のは、まだアップされていない。

そこで、<言わねばならぬ>をご覧いただきたいと思う。

2011.6.10

森田実の言わねばならぬ【462】

平和・自立・調和の日本をつくるために [462]
《今日の論点》マスコミに振り回される日本の政治

 西岡武夫参議院議長の最近の発言を読んだ。大切なことを述べておられる。西岡議長の目は鋭い。今日の政治危機の根が、菅首相の存在自体にあることを見抜いている。

 ところが、西岡議長の発言は、産経新聞以外では、ほとんど見ることができない。
西岡議長の発言は参議院のホームページでビデオ放映されている。
6月9日の緊急記者会見で西岡議長は、菅首相を厳しく批判し菅首相に即時退陣を求めたが、この部分を報道したのは産経新聞一紙のみだった。
他紙が報道したのは国家公務員の給与減額のための法案についての発言だけだった。
西岡議長は、同法案を人事院の納得を得ないまま国会に提出するのはおかしいと述べている。
この法案が衆議院を通って参議院に送られてきても、「私はこの議案を参議院に付託するつもりない」と西岡議長は言い切っている。
産経新聞以外の大新聞が報道したのは、この部分だけだった。
それでも、このような「生の情報」に接することのできる国民はそう多くないのではないかと思う。


 重要なのはマスコミの役割である。マスコミは公平でなくてはならない。
 西岡議長の発言は、国民が知る必要のある大切な政治情報であるが、産経新聞以外の新聞では国民は読むことができない。産経新聞以外の大新聞と系列のテレビ局が「自主規制」していることは明らかだ。
マスコミは情報をコントロールしている。
 日本の政治は、マスコミに振り回されている。国民もマスコミに振り回されている。
これでは日本は事実上のマスコミ独裁ではないか。
国民は、そろそろマスコミから自立し、マスコミを見放すべき時がきているのではないかと思う。
まず、大新聞の購読をやめることから始めよう!  (以上、森田実氏)


では西岡参議院議長の発言とは?
次のエントリーに転載したいと思う。実にハッキリした意見で私は賛成である

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