私と、子供の時からの親友「パンダ夫人」は、BAR通いしている、と書けば「エッ!」と驚かれるでしょう。
それは「本」の中で、古谷三敏「BARレモンハート」という漫画を読んでいるということで、人情味あるマスターと2人の常連客の話を楽しんでおり、また私など、そこに出てくる見たことも飲んだこともないお酒を、まるで飲んだように楽しんでいるのです。
パンダ夫人はお酒は全くダメ、私も飲めるほうではありませんが、この本でそっとその雰囲気に浸り、人情話にほんわかした気持ちになる・・・ということです。
この本はぐらっぱ亭様も購入され、また私の友人フーレン様も楽しんでいらっしゃいます。
一冊500円ちょっとですが、私は全巻購入してしまいました。
「Pの視点」でP@RAGAZZO様が「場末の安い店で、ワインを頼んだ」とかご友人と銘酒のお話をブログでなさっていた時、私はひそかにこの「BARレモンハート」の世界を思い出していたのです。
登場人物は主に3人、マスター、常連客のメガネさん、松ちゃん、・・・3人の中年男性ですが、各章に出てくる老夫婦、社長、会社の同僚、など、ゲスト?が出演、決してはなやかな内容ではないのですが、なぜかホッとする本です。
≪登場人物≫・・・wikiより抜粋、( )内の数字は何巻かを示す。
マスター
レモン・ハートのオーナー兼マスター。
四角い顔、ブタ鼻、小さい目。バーテンダーとしての腕もさることながら、頭の中にはあらゆる酒の知識が詰まっている。酒と酒場を愛し、酒とうんちく話を客に提供する事を無上の喜びとしている人物。だが話が長時間になる事も多く、逆に常連客などの顰蹙(ひんしゅく)を買う事もしばしば。
このマスターはレモン・ハートの店内に、世界中に存在する ほとんど全ての銘柄の酒をストックしている。そのためレモン・ハートの複数ある棚は電動式の二重構造になっていて、地下室(複数階)にはワインやウイスキーの樽が膨大に保管されている[3]。
過去わずか一本の酒のために店を臨時休業にして、海外まで探しに出かける事もあった[4]。まれにストックしていない酒を客にオーダーされると、不機嫌になったり[5]悔し涙を流したり[6]した。
基本的にお客のオーダーには応えるが、自身のこだわりに触れる酒については、我を通すこともある。[7]また、「サケは飲むもの」というポリシーを持っており、珍しく貴重な酒を収集だけして飲まないでいるコレクターの行為については否定的である。
メガネさん
レモン・ハートの常連。本名は不明。
一年中ソフト帽にトレンチコートを着たボギースタイルで、昼でも夜でもサングラスをかけている。サングラスを取って素顔を披露した事は、未だかつて一度もない[19]。また、スポーツ新聞 (競馬新聞)も必須のアイテムである。
ハードボイルドを心がけているが、いつもシリアスというわけではないようだ。自他とも認める「スピリッツの鬼」。普段飲む酒はジンが多いが、酒全般の知識とテイスティング能力はマスターに次いで優れている。レモン・ハートの客の中では一番の酒の飲み手として、マスターも一目置いている。
職業も不明だが、海外を飛び回り、かなり危ない仕事もやっているらしい。英語とフランス語以外に、スワヒリ語にも精通。幼い頃に孤児だった彼はアメリカ人宣教師に育てられ、船乗りに憧れ、その後ロサンゼルスの大学を卒業した[20]。一時、某国の外国人部隊に所属していた事もある[21]。そのためか腕っ節は驚くほど強く、ギャングや外国人とのケンカでも引けを取らない。一人で数人相手に勝ってしまうことも多く、今のところ喧嘩で負けた描写はない。しかし別に血気盛んというわけではなく、道理はわきまえた人物である。
松ちゃん(松田)
レモン・ハートの常連。
職業はフリーライター。コピーライターでもある。トレードマークはチョビひげ。ブランデーやウイスキー、日本酒が何から造られているか知らない[22]など、自他共に認める酒オンチ。いつもウイスキーのウーロン茶割り(後述)を注文し、マスターの不興を買っている。世界一酒が揃っているバーの、世界一酒の味がわからない常連客。ただ、以前に比べて最近は酒の知識も少しずつ増えてきた。対外的には酒に詳しい人物と見られるようになってきており、酒関係の相談や原稿依頼を受けることもある。
性格は気さくでお人よし。
★ なんだか読んでいて物知りになった気分です。・・・本の中で楽しんでいます。
でもカウンターは、メガネさんと松ちゃんだけ。 マスター採算とれているのかしら。
お酒に興味ない女性も、楽しく読めます。内容は大変真面目です。