Lohengrin: Prelude Act III -- Arturo Toscanini/NBC Symph

Lohengrin: Prelude Act III -- Arturo Toscanini/NBC Symph


歴史的名演、アルトゥーロ・トスカニーニ指揮によるワーグナー「ローエングリン」
第３幕への前奏曲。
剛毅でトスカニーニの魅力が溢れんばかりである。
演奏は心ときめく素晴らしさ。そして最後はフォルテッシモでローエングリンの約束のモティーフが・・・。

Nie sollst du mich befragen, 　　　　　　　　　　　　あなたは私に訊いてはいけない
noch Wissens Sorge tragen, 　　　　　　　　　　　　　知りたいと思ってもならない
woher ich kam der Fahrt, 　　　　　　　　　　　　　　私がどこから来たのか
noch wie mein Nam' und Art! 　　　　　　　　　　　　私の名前と素性がどうであるかを　　
ところが人間であるエルザはこの約束を守ると言いながら、やがてどうしても知りたいと強く思うようになる・・・。

またこのオペラの終幕で、国王ハインリッヒと領民はこう歌います。

Für deutsches Land das deutsche Schwert! 　　　　　　ドイツにはドイツの剣を

エルザの弟はオルトルートに拉致されていた、また、売国の徒にひっかきまわされていた国だった。
人々はローエングリンの出現で勇気を得て、自国を引き締め、守ることを誓うのだった・・・。
しかしローエングリンは聖人、帰らねばならない、
あとは残された国王と領民たちである。（これは終幕で歌われる）

☆　「ローエングリン」の素敵なコメントを下さったさらりんさまへ


4月23日のアクセス数 閲覧数：4,550PV

作家 ダヌンツィオ Gabriele d'Annunzio

狂気の作家 ダヌンツィオ Gabriele d'Annunzio


石原知事、ダヌンツィオを彷彿とさせるところ・・・

マリオ・デル・モナコが歌うヴェルディ「アイーダ」～清きアイーダ"Celeste Aida"

MARIO DEL MONACO "Celeste Aida" Aida


「清きアイーダ」は、エジプトの若き将軍、ラダメスが第一幕にはじめに歌う有名なアリアである。
この旋律は剛毅な武人らしく、力強く旋律が上昇する。
強い声のドラマティックなテノーレが歌うレパートリーである。

デル・モナコがこれを歌うと、声に一切贅肉がなくひきしまった声で重量挙げのように声が上昇していく力感がある。

Maria Callas "Ritorna vincitor" Aida 『勝ちて帰れ！』

Maria Callas Aida: Ritorna Vincitor - 1951

イタリアオペラ界最高の偉大なソプラノ歌手、
マリア・カラスによるヴェルディのオペラ「アイーダ」より【勝ちて帰れ】、イタリア語で"Ritorna vincitor"、

ブログの上に「ベッラ・カンタービレ」とあるすぐ下に歌の題名を書いているのにお気づきでしょうか。
え？知らなかった？？？　時々、替えますので、その時はお知らせします。
「ベッラ・カンタービレ」の下に書いた曲名はこれで３曲目、ヴェルディの壮大でドラマティックな名曲をお楽しみ下さい。

ティータイムとしたいところですが、この曲では唖然としてしまってそんな雰囲気ではないかも。せめてみなさまにプレゼント曲とします。


ヴェルディ「アイーダ」には凱旋の場で有名なトランペットマーチがあります。
少しだけご紹介しましょう。きっとご存知の曲です。G. Verdi - The Grand March from "Aida" - trumpet part