時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。
Rarity!! Maria Callas - La Traviata - Verdi (video) (Lisbonne 1958)
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★ マリア・カラスの「トラヴィアアータ」の録音はあっても映像はないということでしたが、
発見・・・最近見つかったようで、もちろん全幕はなく、後半です。
これはすごい・・・
ミラノのスカラでは、マリア・カラスでないと「トラヴィアータ」の上演を認めないという聴衆がほとんどすべてのソプラノを否定、
(やっとカラス以外のソプラノでスカラで上演したのはリッカルド・ムーティの指揮でティツィアーナ・ファッブリチー二が歌ってから)
フイルムの前半は、日本でいうと花柳界出身のヒロインのヴィオレッタが、愛するアルフレードと別れることを彼の年老いた父に懇願され、彼を愛していないと言う辛いところです。
アルフレードのために普通の平凡な田舎暮らしをはじめたけれど、再び「社交界の世界」に戻るヴィオレッタ。
ただ、わけのわからないまま、彼女を「裏切った」と怒るアルフレード。
Ah, perché venni, incauta! Pietà di me, gran Dio! 「ああ、なぜ来てしまったのでしょう、向う見ずにも。
おおいなる神よ、どうぞお慈悲を」と悲しみの音色で歌うマリア・カラス、平静を装いながら震えるような旋律を歌いあげる悲劇的な声、この悲しげな声が耳から離れない。
後半は、肺炎で瀕死のヴィオレッタのところに、すべてを知ったアルフレードが駆けつけるがすでに遅い。
デュマの小説「椿姫」をオペラにしたものだが、ヒロインは実在の人物。
1958年、リスボンでの公演というと相手のテノーレは、あのアルフレッド・クラウス!!
カラスとクラウスの共演は「一期一会」、この一度きりでした。
★ そのティツィアーナ・ファッブリチー二ですが、ヴェルディの愛国のオペラ『アッティラ』のローマの女戦士オダベッラ役の歌が凄い!!! (特に4分ごろから)でも実力派なのにマスコミは報じない。
Tiziana Fabbricini - Attila - Verdi
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★ そしてマリア・カラス以降、『トラヴィアータ』を歌って称賛されたファッブリチーニが歌う「花から花へ」
(ミラノ・スカラ)
La Traviata-Fabbricini-Sempre Libera
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あれからファッブリチーニはどうしているのな・・・あまり報道されていないので気になります。
苦し紛れにオペラを検索していました。
でないと・・・今のニュースなど、耐えられない。
★ 本日、(1)だけ音声のyoutubeにしました。 (1)の映像をご覧になる方は下記のリンクで。
1,https://www.youtube.com/watch?v=EVwfIBlTtjI
★ 映像は(2)からです。(1)は音声だけにしています。
青山繁晴アンカー2月4日①安倍首相が増強表明 日本の駐在武官の役割
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アンカー 青山繁晴 2月4日② 朝鮮総連本部ビルが転売
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アンカー 青山繁晴 2月4日③ テロリストの思うツボ?
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アンカー 青山繁晴 2月4日④ 安倍首相の中東歴訪の背景
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アンカー 青山繁晴 2月4日⑤ 結局日本人人質事件の根幹は何だったのか
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アンカー 青山繁晴 2月4日⑥ テロ予告に対する日本の対策は?
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アンカー 青山繁晴 2月4日⑦ アギーレ監督解任
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★ 動画を作成してくださった方、ありがとうございます。
★ 1910年代、アメリカのメトロポリタン歌劇場でトスカニーニがオペラの指揮をしていたころは、カルーソ、アマート、などの伝説的な名歌手の他にプリマドンナとして偉大なエミー・デスティンがいました。
ヴェルディやワーグナーのオペラは彼女は最高でした。
ところが第一次世界大戦がはじまり、デスティンはメット(メトロポリタン歌劇場の愛称)のプリマドンナの地位を捨て、故郷のボヘミアに帰り、ドヴォルザークのオペラ「ルサルカ」を広めました。その後、デスティンはなんとボヘミアの歌を広めたというので投獄されたりしましたが、戦争が終わり、再びカムバック。
その偉大な声は、まだ若きピアニストのルービンスタインやワーグナー歌手として後に「神のようなフラグスタート」と讃えられたソプラノ歌手、フラグスタートが歌手としてデスティンを目指そうとしたとききます。
それから年月は過ぎ、チェコ動乱「プラハの春」がありましたが、芸術家たちはスメタナの「わが祖国」やドヴォルザークのシンフォニーやオペラを上演、いつも祖国の音楽を奏でました。
そして、デスティンのようなドラマティックな声のソプラノではありませんが、可憐なソプラノ、デスティンと祖国を同じくするルチア・ポップの西側での活躍が日本にも伝わり、私は彼女のオペラの切符を買いましたが、彼女は病気で代役が歌い、ついに生演奏は聴けませんでした。
イタリアのベルカント唱法で歌うソプラノのような華やかさや強さはありませんが、野にひっそりと咲くような楚々たる美しさが彼女の歌にありました。
では、ドヴォルザークの『ルサルカ』から「白銀の月」をどうぞ。歌詞はチェコ語です。
Lucia Popp: Song to the Moon (Rusalka)
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★ そのルチア・ポップがヴェルディ「トラヴィアータ」を若きドミンゴと一緒に歌った古い録画です。
ヴェルディの演奏スタイルや発声はイタリアオペラのソプラノとは全く違いますが、心をうちました。
Lucia Popp and Placido Domingo - BRINDISI (La traviata)
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★ イタリアのベルカント唱法で、同じ曲を。マリア・カラスとジュゼッペ・ディ・ステファノ、1952年の実況録音です。プロンプターの声も入っています。
でも、マリア・カラスのあまりにも奔放な歌がドキドキしてしまいます。このおふたりは生涯の芸術的なパートナーだったようです。
Giuseppe di Stefano & Maria Callas "Brindisi" La Traviata 1952
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