ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

【佐藤健志】おはよう寺ちゃん 活動中 2015年2月24日回

2015年02月24日 | 政治

【佐藤健志】おはよう寺ちゃん 活動中 2015年2月24日回



テーマ一覧
03:38 西川農水大臣が辞任・・・「そのふりをする」というのが大笑い。佐藤先生、面白い。

08:12 後藤さん拘束はイスラム国 政府1ヶ月前には確認・・・鋭い指摘!!

12:06 対露独立戦争始まり以前なお複雑な心情も・・・ウクライナ情勢、いよいよ国際情勢はきれいごとではすまされない、今なお「武力」が解決するという現実。これを覚悟でないと日本の発展もない。

15:25 前後70年談話について・・・「安倍談話」の有識者グループを組織。歴史認識をどう表現するか? ベストと言う言葉をどう解釈するか?2つある。さすが佐藤先生!!
あいまいな態度は許されない。「かつて悪かったけれど今はよくなりました」と言う態度では通用しない。筋の通った対応をするのがよい。

  「戦後レジーム」・・・もともとの「戦後レジーム」は連合国が仕組んだこと、冷戦のおかげで日本はアメリカに組することで経済発展ができた、というねじれたパラドックスがある。
下手に脱却すると「繁栄」も脱却したりして・・・そこでどうやって「中庸」とするか?と安倍総理は考えたのか。

25:04 曽野綾子氏のコラム抗議の声 日本の移民政策はどうなる?・・・作家の曾野綾子さんが
「住み分け」について書いて抗議がかなりあったこと、曽野さんは「差別」でなく「区別」と言う。労働力・移民に関するものではないと思う。あくまで「自発的なもの」と書いている。
その時に日本政府はどうするのか? 介護の容認で、ものごとはすべて日本人の要望通りには
いかないと思う。これは「論」よりも「願望」であり、人種隔離政策を容認するものではない。

ドイツでは移民排斥運動をしている・・・モノではない、人間を受け入れるということは、簡単に決めるべきではない。社会を不安定にさせる政策は慎重にしなければならない。

短期的な利害対立と長期的な利害対立があるが、角がたたないようにしたつもりが、あとでよけいに大変なことになることが歴史では十分にある。


『愛国のパラドックス』~「保守派は本当に保守派か?」など佐藤先生の本は面白かった。


コメント (4)
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クライン孝子氏【言いたい放談】情報戦と国際情勢

2015年02月24日 | 政治

【言いたい放談】情報戦と国際情勢[桜H27/2/20]

二階氏と小沢氏の共通点・・・大勢を引き連れて反日国に行く姿勢

クライン先生が本当に言いたかったのはウクライナやドイツの問題、これを聴きたかったのに。

というのは隔月誌の『表現者』(西部先生と佐伯啓思教授が顧問)で、クライン先生の素晴らしい論文をまたしても読んでいたからである。

「プーチンにおける警戒洞察力の凄さ」というテーマだが、警察の「警」と洞察の「察」に印がついていて、「警察」というモティーフが同時に浮かび、問題を鮮明にする効果のテーマであった。

クライン先生がプーチンの記者会見に臨んでいるときに、若い男性がいきなりプーチンにビラを投げつけた、プーチンは平然としてそのビラを読み、何事もなかったかのように記者会見を続けたこと、これは瞬時にそのビラの背後関係を察し、次の報復を念頭におきながらの記者会見、
・・・これは今、発売したばかりの本だからここに書けないので、最初だけ。

その前にクライン先生の東ドイツシュタージイの命がけの取材もその前々回の『表現者』で
見事にお書きになっていたが、まだまだ日本には伝わっていないことがたくさんあることだろう。
日本に必要なのは諜報組織・・・。

クライン先生が6分過ぎに「本当に言いたかったのはウクライナのこと」って仰ったとき、このコーナーは、三顧の礼でもって、クライン先生の「言いたい放談」に任せる時間を、と願うが、そうでないのはもったいないことである。
凡庸な司会者には望むのは無理とは思うが。

クライン先生の論文から、このオペラが浮かび上がってしまいました♪

これはボリショイ歌劇場で、当時ソ連最高のプリマドンナ、エレーナ・オブラスツオーヴァが歌った歴史的な名唱ですが、ロシア皇帝ボリス・ゴドゥノフを廃して、ポーランド傀儡の皇帝をたてようと、ポーランドの工作員であるマリーナがその傀儡である偽皇太子に近づくところ。これはロシア正教を廃してローマカトリックをという背景もあります。(怖ろしい歴史の連続・・・)

ムソルグスキーのオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』の名場面です。
この偽皇太子はロシア皇帝になるのですが、その後、再び内乱へと・・・。
ロマノフ王朝の前の史実です。
このオペラを日本初演指揮されたのが近衛秀麿先生、演出はプリングスハイム(マーラーの弟子で指揮者)、歌手は・・・N女史をはじめ、当時の日本最高のメンバーでしたが・・・。

この動画はソ連時代のボリショイ歌劇場の貴重な実演です。
(動画の時間は3分50秒ほど、歌はロシア語で字幕はスペイン語)

Elena Obraztsova as Marina in Boris Godunov


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