ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

「小池新党」に対し人格攻撃バッシング花盛り、怒涛のように迫る「流行性ホシュ系動画」やメディア、自民党に望むこと

2017年10月03日 | 政治

★ 衆議院選挙のことで保守系youtubeを見ていたら、ほとんどが「小池新党」を叩いている。
確かに都知事として批判をされているのもあるが、その前から「常連」の有本香、櫻井よしこ、渡邊哲也、その他あの舛添前都知事まで「乗り遅れまい」として競うように小池氏をバッシングしている。

写真撮影に3万円納めるなど自民党と違っておカネがないこともあるし、何でもかんでも重箱の隅までという勢いだ。

辻元氏やその他の反日政治家に対してでもここまで叩いたか?
異常である。一度聞けばわかるし、この叩き方が実にしつこく陰湿に感じさせる。
スッキリとできないのか、批判が悪いと言っているのではない。しつこくて陰湿だと言っているのである。

youtubeを調べると「劇薬」「国賊」「狂人」・・・これってあんまりなタイトルではないか?



そういう人たちが「活躍」しているというのに、自民党には何も頑張るような動きがないのである。
写真撮影に3万円どころか、自民党は議員に「1000人の党員確保」を命じ、不足の人数分はおカネで支払うということになっているなど、自民党所属の議員すら「こんなのはじめてだ」と言っているのを私は直に聴いた。「1000人」どころか有名議員でも400名がせいぜいときいた。
しかしその不足人数分はおカネで納めなければならない。

自民党は「反日左派」よりも「保守」を叩くのは「次世代の党」包囲の時、嫌というほど味わった。
自民党は全員が「保守」ではない、社民党もビックリというのもいるし、人徳に大いに欠けると思われるのもいる。
それでも櫻井よしこ氏に言わせると小池氏が言う「排除」という言葉がダメらしい。
もうこのような提灯評論家は結構だ。
「1000人の党員確保」でも「自民党という名前で当選してきた人が多いので1000人の党員確保は当然だ」と言っていた。
前にも書いたが政治家は「ホスト」ではない。
ありとあらゆる有力者やパーティー、お祭りに出て、笑顔を振り撒き、庶民性をアッピールするなんて、そんなことをしていたら「一日に何十カ所を回った」「新幹線に飛び乗った」などなど、運動会じゃあるまいし政治家としての勉強どころか「笑顔」「お愛想」で日が暮れる。

★ こんなニュースもあります。
http://www.sankei.com/smp/politics/news/160514/plt1605140002-s1.html
 自民党は、党所属の国会議員に課している「党員1千人獲得」のノルマを達成できなかった議員に対し、谷垣禎一幹事長らの名で罰金の徴収を始めた。夏の参院選に向けて信賞必罰を徹底し、党を引き締める狙いだが、わずか19人しか獲得できなかった「ノルマ未達」議員には200万円近い罰金の“請求書”が届くケースもあるという。
・・・2016年から実施していたようです。よくこれで小池新党が写真撮影費用3万円を請求したなんて言えたものだ。

★ 小池氏をここまでしつこく囲んで責めるのだったら、なぜ自分の支援する党のしていることに対して何も言わないのか?
外国人労働者多数受け入れ、消費税問題、日本の名誉を目の前の外交のために売る、日本の領土の問題、特に尖閣だが放置のまま、(海保が頑張っているが)、日本の国土がチャイナに買われていることに目を向けない、
自党内にとんでもない反日左翼がいるのに「公認」する。
政治家に向かないタレントや有名人を「公認」する
・・・などなど。

まともな評論家の文を見つけたので、ここにリンクを貼ります。


赤峰和彦氏 「小池潰しのために手を組む自民党と共産党」
http://blog.goo.ne.jp/akamine_2015/e/de988ea23e5a5122419ff595d7127686

倉西雅子氏 「“政界再編劇”の怪-自民党は党勢拡大に動かないのか?」http://blog.goo.ne.jp/kuranishimasako/e/463248502961bcb77ba075abcb1b6f11

佐藤健志氏「どうも政党に関するかぎり、改革をしてはいけないらしい」(自民党も希望の党も過半数をとるのは無理だ)
http://kenjisato1966.com/%e6%94%bf%e5%85%9a%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%81%8e%e3%82%8a%e3%80%81%e6%94%b9%e9%9d%a9%e3%82%92%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84/

★ ところで私の考えだが「希望の党」は「次世代の党」のように純粋な保守ではないが、「民進党」などの反日をバッサリ斬ったのである。
これは自民党ができなかったこと、しようともしなかったこと。
その「使命」というのをマキャベリスト?マダム・コイケが公にしたのである。
しかし「希望の党」は今すぐに「閣僚」を担う人材はいない。

自民党に望むこと!!!

特に大切な外務大臣・防衛大臣は「希望の党」には無理、今の河野・小野寺両氏が必要だ。
しかし並み居るバカな議員はバッサリ斬ったのか?
「1000人党員」確保した政治家で教育問題など真面目に取り組んだ実力派、田沼たかし氏を「公認」しなかったではないか。
この一年間でもどれほど「不適切な議員」が出たのか?
自民党にはこのことを反省、そしてあのファーストレディは出しゃばらないで頂きたい。
安倍さんは優柔不断、「三国志」でいえば袁紹(名門の出身だが優柔不断の武将)のクラスである。



ブログのティールーム



ヴァーグナー「ローエングリン」・・・ドミンゴがベルカントで歌っている。
(かつてのドイツ唱法のヴァーグナー歌手、例えばマックス・ローレンツやラウリッツ・メルヒオールのような英雄的な強い声ではないが、フレージングにのせたデリケートな表現・自然さがある)
この場面は私が一番感動したところである。ブラバント国(今のベルギーとオランダの間)を救うため、天上から降りて来たローエングリン・・・気高い名場面である。ローエングリンは国を略奪されることを訴えるブラバントの姫エルザに「何も問わない」という約束を護るように言う。絶対的な信頼を求めたのであった。
・・・しかし人間の煩悩であろうか、後にエルザは約束を破るのだ。
動画は約2分。

[Arthaus 100956] WAGNER: Lohengrin
コメント (4)
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