太陽光発電の闇と小泉純一郎氏 論説委員長・乾正人
さて、五輪期間中、あまり大きく報道されなかったが、注目すべき出来事が、永田町であった。
東京地検特捜部が、公明党議員の議員会館事務所を家宅捜索したのである。
国会閉会中とはいえ、国会議員の事務所が、地検特捜部に「ガサ入れ」されるのは、よくよくのことだ。
案件は、太陽光発電関連会社の「テクノシステム」社長らが起訴された融資詐欺事件に絡んで公明党の議員秘書が、無登録で政府系金融機関の融資を仲介していた貸金業法違反容疑というのだが、秘書が勝手にやった、というわけではなかろう。何しろ公明党は、自民党と違って党内の統制が厳しく、議員の許可無く秘書が独自の行動をとるとは考えにくい。
地検特捜部の狙いは、別のところにありそうだが、「テクノシステム」社長の生田尚之容疑者は、政治家との交遊を自慢し、商売にも利用していたという。
最大の広告塔として利用されたのが、小泉純一郎元首相である。
日本経済新聞には、生田容疑者と小泉元首相の対談広告記事が、昨年2回にわたって掲載されている。この中で、反原発論者の小泉元首相は、「すごいな、生田君の仕事は夢がある。(中略)ぜひこれからも頑張ってほしい」などと、手放しで褒めあげている。
原発を目の敵にし、何かというと太陽光発電を推奨する進次郎環境相の足もとは大丈夫だろうか。
小泉一族を使った広告効果は大きく、地方銀行をはじめ多くの金融機関が実体のない事業へ多額の融資をしてしまい、「太陽光詐欺」に易々(やすやす)と引っかかってしまった。結果的に詐欺の片棒をかついだ小泉家の責任も免れまい。
猫も杓子(しゃくし)もSDGsだ、クリーンエネルギーなら太陽光だと騒いでいるが、読者の皆さんもおいしい話にはご用心、ご用心。
小泉進次郎ブログも毎回読んでいましたが、どうも言うことは派手で内容はいつも通り・・・彼の場合はコンビニのスプーンや廃材となったプラスティックを再利用してサッカーボールを作るとか???そして海外での報告など。



中国に北京五輪開催の資格なし。外国人記者への暴行が多発している国内事情
【北京=三塚聖平、ワシントン=黒瀬悦成】中国河南省の水害を取材した外国人記者が現場などで住民に嫌がらせを受けたとして、米政府などが中国側を非難している。当局による「ナショナリズムの扇動」が影響していると指摘される中、中国政府は「一部の西側メディアの真実でない報道が、民衆の不満と憤慨を引き起こしている」と外国メディア側に非があるとの見解を示している。
中国外国人記者クラブ(FCCC)の7月27日付の声明によると、水害で多数の死者が出た河南省鄭州市で、米国とドイツのメディアの記者が住民に取り囲まれ、カメラや服をつかまれるなどした。また、河南省の中国共産主義青年団は、中国のインターネット上で報道内容への不満が噴出している英BBC放送の記者の居場所を知らせるように、短文投稿サイト「微博」で約160万人のフォロワーに呼び掛けた。(以下、リンク参照)
中国に北京五輪開催の資格なし。外国人記者への暴行が多発している国内事情 - まぐまぐニュース! (mag2.com)
中国豪雨で住民が外国記者に嫌がらせ 米政府も問題視 - 産経ニュース (sankei.com)
北京冬季五輪 村ひとつ壊して会場建設、バッハ会長も「奇跡のようだ」
北京五輪では3地区(北京市、延慶区、張家口市)・12会場で計109種目が行なわれる。選手村を含めてほとんどの会場が竣工したと報じられているが、実際には現在も多くの施設で工事が進行中だ。
〈一時も止まるな。一歩も間違えるな。一日も遅れるな〉
建設中の施設には至るところにそんなスローガンが掲げられており、その姿勢は“なりふり構わぬ”の一言に尽きる。
「北京市北部では村がひとつ丸ごと取り壊され、山も削られました。河北省でもスノーボードの会場を作るために数千人の農民が土地を追われましたが、政府が多額の補償金を払うことで半ば無理矢理納得させた」(在中ジャーナリスト)