日本のアフガン退避作戦、27日に終了へ テロも理由か
アフガニスタンから日本人や日本大使館の外国人スタッフらを国外に移送するための自衛隊の「退避作戦」について、岸信夫防衛相は27日の閣議後会見で「実質的には今日くらい(まで)の活動を考えている」と述べた。首都カブールの空港の安全を管理している米軍の撤退期限は今月末。空港周辺でのテロ事件もあり、継続は難しいと判断した模様だ。
■ アフガニスタンからの日本人らの退避をめぐる主な動き
15日 タリバンが首都カブールを制圧、ガニ政権が崩壊。在アフガニスタン日本大使館が閉館
17日 日本人大使館員12人が英国の軍用機で出国し、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに退避
19日 主要7カ国(G7)外相がオンライン会合。国外退避を望む外国人とアフガニスタン人の「安全な通行」をタリバンに求める
22日 日本政府が情報収集のための先遣隊を派遣
23日 首相官邸で国家安全保障会議(NSC)。岸信夫防衛相が自衛隊法に基づく自衛隊輸送機の派遣を命令。最初の輸送機が出発
24日 バイデン米大統領がアフガン駐留米軍による退避作戦について、8月末までに完了する見通しを表明。G7首脳会議で示す
25日 最初の輸送機が首都カブールの空港に到着。退避対象者は運べず
26日 カブールの空港近くで自爆テロ
★ 今期限りでもう立候補しないと発表した「山尾志保里議員」、しかし彼女の不倫ニュースなどあるが、政治に関しては山尾志保里議員は鋭く有益な意見を主張、彼女こそ「国士」と思う。頭脳明晰であり、惜しい・・・
例えば、「アフガンの日本大使館員などの撤退」について、次のような内容を政府に突きつけていた。在アフガンの米大使館職員退避のために米国が3000人の部隊派遣を発表。
Is Afghanistan lost?と聞かれたバイデン大統領は、背を向けて会見場を後にしました。
先日から外務省に、日本の大使館職員を退避させるべく早くオペレーションを組み立ててほしいと要請していますが、日本政府の動きが遅く心配です。(8月14日)
以下は8月27日

コロナ 自宅療養が11万人超に
厚生労働省は27日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者が、25日午前0時時点で11万8035人となったと発表した。集計ミスで精査中の埼玉県は含まれておらず、実際はさらに多い見通し。
ブログ主・・・「自宅療養」というのは「最悪の形」であると、他にも野戦病院型やクルーズ船利用など、有益な案が出てきているが政府は何も答えていない。自宅療養は一人住まいの方・家族と暮らしている方ともども大きな不安をかかえ、感染の広がりや深刻さにおびえる日々が報道されていて痛々しい。
米軍、PFOS含む水放出の正当性主張 政府・県は抗議
県によると、県は米側に抗議のための面会を要請したが「意見交換なら受ける」と伝えてきた。その後、謝花喜一郎副知事が米海兵隊の司令部があるキャンプ瑞慶覧(北中城村など)で米軍の担当者と面会した。
終了後、報道陣の取材に応じた謝花氏によると、米軍は処理水に含まれるPFOSなどの濃度について「日本の環境基準に適している」と安全性を強調。謝罪はなかった。放出理由については、基地内に長期間保管しておくことに不安があり米軍の判断で行った、という趣旨の説明をした。
放出予定だった約6万4千リットルの放出は26日中に終え、今後の対応については、日米両政府で話し合っていきたいとの考えを示したという。謝花氏は「見切り発車で放出した米軍の認識は、県民とのギャップを感じる。日本政府、沖縄県の信頼を著しく損なう行為だと強く申し入れた」と語った。
★ 作家・評論家の奥山篤信氏のシリーズ「東京五輪の感動」3
◎東京五輪の感動3 池江璃花子選手に見る 「希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても前を向いて頑張れる。」
昨年東京五輪2020が一年延期されたが、その延期された東京五輪の開幕まであと1年となった日、白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子さんが五輪のメインスタジアムとなる国立競技場で世界のアスリートらにメッセージを送った。
白い服を着た池江、無観客の競技場で聖火のランタンを掲げ、当時はまだ延長され実現したとしても、五輪参加の選手としてのチケットは持っていなかった。
その際の彼女の語るメッセージは聞くものの心に染みる感動させる秀逸のメッセージであった。
全文は省略するが~ 私もこの大会に出るのが夢でした。
オリンピックやパラリンピックはアスリートにとって、特別なものです。
その大きな目標が目の前から、突然消えてしまったことは、アスリートたちにとって、言葉にできないほどの喪失感だったと思います。
私も、白血病という大きな病気をしたから、よく分かります。
・・・・・・・・
スポーツは、人に勇気や、絆をくれるものだと思います。
私も闘病中、仲間のアスリートの頑張りにたくさんの力をもらいました。今だって、そうです。
練習でみんなに追いつけない。悔しい。そういう思いも含めて、前に進む力になっています。
・・・・・・・・・・・・
這い上がっていく時には、どうしても、希望の力が必要だということです。
希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても、前を向いて頑張れる。
・・・・・・・・・・・
池江璃花子さん(2000年7月4日生)天賦の才能をもった水泳(自由形とバタフライ)アスリートであり、中学生時代から期待されていた。リオ五輪には参加したが、メダルに届かず、東京五輪を楽しみに練習を励む努力家だったが、2019年1月天は無慈悲にも白血病という難病を彼女に与えたのだった。その難病を異例の速さで克服し、延期された東京五輪に参加するチケットを、最後のチャンスに獲得できたことは、当時日本国民に感動と涙をあたえ、心より池江さんに祝福とその勇気を讃えかつ五輪の活躍に期待したのであった。
そして東京五輪の8月1日の競泳女子400mメドレーリレーには五十嵐千尋、渡部香生子、小西杏奈と出場して決勝に進出し記録3分58秒12で8位だった。メダルには届かなかったが、彼女が試合後号泣した姿には、自ら克服した難病を超えて五輪に参加できた天への感謝と、それ以上に仲間達や周囲の人々への感謝の喜びでもあった 。実に美しい人間の姿で日本国民を感動させたのは確かだ。
ブログのティールーム
Capuçon . Lugansky - Rachmaninoff Vocalise, for Cello and Piano