ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

カブールの空港近くで爆発 ISが犯行声明、各国の「退避活動」中止に追い込まれるか?・日本の大使館/奥山篤信氏「東京五輪の感動」2

2021年08月27日 | 政治

【アフガニスタン】日本の自衛隊2機カブール空港へ、但し空港外での移動支援は実地せず、現地日本人は無事空港へ辿り着けるのか⁉️【及川幸久−BREAKING−】

自衛隊機は空港までは行けるが、それ以上はできない。台湾に関して中国が「バイデン政権はすぐに逃げていくではないか、台湾はアメリカに頼るのはやめなさい」と言っている。台湾もアメリカが護ってくれるとは思わないほうがいい、と。今のバイデン政権は中国に嗤われている。欧州も「バイデン大丈夫か」と言っている。
楽観的な国防政策で大丈夫なのか。
自衛隊の二機がカブール空港に飛び立ったが、空港外の「安全支援」はできないとされている。
現地の日本人は空港まで無事にたどり着けるのか?
在アフガニスタンの大使館員12人が既に脱出している。しかし在留邦人は「日本大使館」がカラなので頼ることができない。
最後に護ってくれるのは日本大使館であったはず。誰が在留日本人を護るのか?
欧州はアメリカに「延長させないとダメだろう」と言うが、タリバンは延長させないと答えた。
アメリカのメディアは非難轟々、バイデンの支持率低下で追い込まれている。
ポンペイオはバイデンの弱腰、と非難。アフガン全土のアメリカ人がどうやってカブールまでたどり着けるのか?と。
これで日本人や日本大使館に勤務していたアフガニスタン人は救えるのか?(走り書き)


 「退避作戦を終了」というよりは「中止」に追い込まれたようです。下記の3つのニュースをご覧ください。

1,アフガン退避作戦を終了
 「空港テロの危険」 欧州各国

【ブリュッセル時事】欧州各国は、イスラム主義組織タリバンが実権を握ったアフガニスタンから欧州市民やアフガン人協力者らを退避させる作戦の終了を余儀なくされている。
欧州では31日の駐留米軍撤収期限を延長するよう求める声が上がっていたが、バイデン米大統領が期限堅持の姿勢を示し、安全上の懸念が拭えないためだ。  
ベルギー政府は25日、首都カブールの空港からの退避作戦を終えると決定。デクロー首相は26日に記者会見し、米国などから「空港周辺で差し迫った自爆テロの危険があるとの情報を得た」と説明した。ベルギーは軍用機を派遣してこれまでに1400人以上を出国させた。作戦に当たった人員全員も隣国パキスタンに移動させた。  
フランスのカステックス首相は26日の仏テレビで、27日に退避作戦を終了する方針を表明。約2500人を退避させてきたものの「27日夜からは空港からの退避を進めることはもうできない」と語った。
オランダ政府も26日中の退避終了を発表し、声明で「オランダに退避する資格のある人々が残される。つらい瞬間だ」と強調した。

2,米空母が横須賀寄港 最新鋭機を搭載し初展開  
米海軍は26日、原子力空母「カール・ビンソン」が横須賀基地(神奈川県)に短期間寄港すると発表した。今月2日に母港のカリフォルニア州サンディエゴを出発していた。最新鋭ステルス戦闘機F35Cや輸送機オスプレイを搭載しており、米空母がこうした高度な能力を備えて展開するのは初めてという。

 ここまで書いていて27日夜明けに「宮崎正弘氏」のメールマガジンが届きました。

カブール空港で爆弾。米海兵隊四名など60名以上が死亡

  ISが犯行声明トルコ軍は空港警備から突然撤退を開始

***************************************

大混乱が続く。トルコ軍が空港警備を中断し、撤退を開始した。

 NATOの一員であるトルコは、過去二十年、空港警備に協力し、500名を駐屯させてきた。「責任を持って完全撤退まで空港警備の任務に就く」とエルドアン大統領は約束していた。

トルコにはウイグルからの亡命者が集中しているが、中国がアンカラ政府にワクチン外交を展開し、取引条件はイスタンブールに幾つかあるETIM(「東トルキスタン独立運動」)の取り締まり強化と情報提供だった。

 またトルコはイラン経由がトルコ侵入を試みるアフガニスタン難民に、国境を閉ざして応じた。エルドアン大統領は欧米からの批判に「わが国には既に(シリアからの)難民が五百万人もいる。これ以上は引き受けられない」とした。

8月26日、カブール空港が襲撃を受け、爆弾が二度爆発し、米海兵隊四人が犠牲となった。ほかに60名以上の死者がでており、ISが犯行声明をだした。やはりタリバンが存在を否定していたISがアフガニスタン国内に潜伏していたのだ。

また米紙は、タリバンとは別組織の「ハカニ・グループ」がアルカイーダと緊密な関係にあることが判明したと伝えている。

ロシア外相が指摘したように「タリバンは一枚磐ではない」。末端は組織命令も行き届かず、軍閥のボスの命令しか聞かない武装グループのなかには山賊行為を働く。今後、タリバンは組織の整合をどうするか(不可能だろうが)、難題が表面化した。

 ☆▽□☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽


 

 作家・評論家の奥山篤信氏のシリーズ「東京五輪の感動」 

◎東京五輪の感動2 
若手の新種目などに表れる、個人主義の中の新しい次元のパラダイム

〜スポーツ・クライミング、さらにスケート・ボード科目など自分の技を競い合う競技にみんなで知恵を出し合いそれを競いその成功を祝福するという、未来志向の要素が顕著にあった。〜

たとえばスポーツ・クライミング、ボルタリングという、まあどこから登って良いのか、プロたちも、最初はさっぱりピンとこない。それは決められた時間に一堂に幕開けされるのだが、みんなでああでもないこうでもないと語り合う姿って、これが競争競技かと思うほど、和気藹々のとても敵を陥れるなど考えられない姿があった。そして成功者を讃え、悔しい失敗者へは慰めが、そして素直に抱き合い讃え慰める姿。

これはあの小学校で手を繋いでゴールする結果<悪平等>とは異なる世界だ。なにか皆で知恵を出し合い、その上で競争しようとする談合的な良さかもしれないが、あくまでも結果メダルを取ったものが、結果勝利者として一番の成功者だと言う前提がしっかりあるので、結果はどうでもいいじゃないかと言う、悪平等の馴れ合いは一切ない!

そんなスポーツは年齢が20歳以下12歳くらいまでが競走するスケート・ボード(スケボ)のストリートやパーク、自転車BMX競技 アクロバットと言えるほどの危険で技術を要する種目である。特に中学入りたての少女が五輪の夢を見て登場し堂々とメダルを獲得する姿 あどけなさがとても可愛いのだ。

あのスケボで金銀と四位の日本チーム 銅は宮崎県出身の日本人の母をもつ英国国籍、なんと四位まで日本人の血が・・そしてその他ブラジルやいろんな国の若い世代と、子供達の屈託ない励まし、褒めあい、失敗したら一斉に慰めのために飛び出していたわる姿、見ていて本当に素晴らしい世界だと感心した。汚れなき世界<えへん!うまくやったでしょ?すごいねえ!一生懸命やったんだからそんな落ち込むことないわよ!ねえみんなで写真撮りましょう!>などメルヘンの世界だ。ストリートの13歳西矢椛さん金メダル、中山 楓奈さん銅メダル、パークの四十住さくらさん金メダル、開心那さん銀メダル、英国宮崎県出身のブラウンさん銅メダル、最後最高の演技かと思いきや、最後のところで失敗した岡本碧優さんの四位(彼女の転倒場面に一斉に駆けつけ慰める仲間たちの美しい姿が印象的だった。

競争主義は人生において生きるために培わねばならない一つのプリンシプルだ。

でもそれは潰し合いではなく、結果的に皆でパイの大きさの増大をシェアできる新たな次元の世界を模索しなければならない。そんな世界に、子供たちの素晴らしい世界を見ながら、僕は未来を考える機会を得たのだ。


スケートボード女子パークの表彰式|東京2020オリンピック ...



ブログのティールーム

本日はシベリウス作曲「それは夢か」、ソプラノはキルステン・フラグスタートです。
Sibelius: Var det en dröm?, Op.37, No.4




この美しい薔薇の写真はブロ友のご紹介です。ありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする