ロシアがウクライナ全土に北朝鮮のミサイルを使用
2024年に入ってもなお、ロシアによるウクライナへの攻撃は激化するばかりだ。8日、ウクライナの複数の都市にロシア軍による弾道ミサイルが浴びせられ、少なくとも4人が死亡、40人以上が負傷した。使用されたのは北朝鮮製ミサイルと見られている。
ロシア軍の大規模攻撃は昨年12月29日から断続的に続いている。この時もウクライナの首都キーウをはじめ、ハルキウ、オデーサ、ドニプロなど全域に空爆を実施。ウクライナ軍によれば、発射されたミサイル122発は、いずれも36機のドローンに搭載されたもので、この攻撃で約40人が死亡。さらに年明け2日にも、キーウとハルキウなどに、ミサイルとドローン数十機を動員した大規模空爆があり、約100人の死傷者が出たと発表している。
全文は 最大級の空爆の裏で…ロシアが「北朝鮮製ミサイル」を本格的に使い始めた「深刻理由」 (msn.com)
【JAL機炎上】全員脱出の陰にANAスタッフの協力?「会社が違っても助け合う、影のヒーロー」SNS称賛の嵐
嫌なニュースも今後の対策などで見ないわけにはいかないのが辛いところ・・・
この報道については詳細な調査をお願いしたいと思います。
1月2日に羽田空港(東京都大田区)でJAL機と海上保安庁の航空機が衝突した事故を巡り、現役管制官が「 週刊文春 」の取材に応じ、「事故が起きたC滑走路は“異常”な運用と言える」などと語った。
食い違う国交省と海上保安庁の主張
1月2日午後5時50分頃、JAL516便が羽田空港のC滑走路上に着陸しようとしたところ、滑走路に進入していた海保機と衝突し、炎上した。JAL機の乗員乗客379人は全員機体から脱出したものの、海保機は機長を除く5人の死亡が確認された。
海保機が滑走路に進入した経緯について、国交省側が「管制官は進入の許可を出していない」とする一方、海保庁側は「管制官の許可がなければ進入しない」とするなど、両者の主張は食い違っている。また、管制官が、誤進入の検知を知らせるモニター画面上の注意喚起を見落としていた可能性も指摘されている。
「混雑ランキング1位の空港も離発着の滑走路は別」
そうした中、現役管制官が「週刊文春」の取材に対し、事故が起きた羽田空港のC滑走路について以下のように語った。
「羽田空港にはA~Dまで4本の滑走路があります。事故当時は北風が吹いていましたが、この場合、B滑走路は使用せず、A滑走路が着陸、D滑走路が離陸専用となる。ところが、C滑走路は常に『離着陸兼用』の運用なのです」
「羽田のC滑走路は“異常”な運用」
一般的に、1本の滑走路に対し、1人の空港管制官が状況に応じて、着陸や離陸の優先順位を決める。だが、C滑走路の管制官は離着陸の双方を指示しなければならない。英航空情報会社の混雑空港ランキング(2023年)で羽田空港は世界3位だが、中でもC滑走路は日本一離着陸を繰り返している滑走路。それだけに、管制官の1人当たりの担当機数も尋常ではないという。
「混雑ランキング1位のアトランタ空港、2位のドバイ空港はもちろん、関西国際空港も離着陸ごとに滑走路を分けている。そうした実態を踏まえると、羽田のC滑走路は“異常”な運用と言えます」(同前)
1月9日(火)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および1月10日(水)発売の「週刊文春」では、C滑走路を取り巻く様々な問題のほか、羽田空港の管制官の担当機数が近年急増している理由、“奇跡の脱出”を生んだ「JALの12人」の面々、被災地支援に向かおうとした海保機の乗員6人の履歴、海保を所管する岸田派副大臣が消した“鏡割り写真”など、5ページにわたってJAL機炎上事故について詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年1月18日号)
・・・重要なお話ですので、動画の解説を転載しました。・・・
日航機衝突“赤い警告画面”管制官が気付けず? 元管制官に聞く「不自然かな」【スーパーJチャンネル】(2024年1月8日)
管制官も海保機の進入に気付いていなかった可能性が浮上してきた羽田空港の事故。中部国際空港や那覇空港で管制官をしていた田中秀和さんが、管制官の目線でこの事故を紐解いていきます。
■滑走路に40秒 赤表示も…気付けず?
Q.事故直前、海保機はC滑走路の停止線(C-5)で停止する指示を受けていましたが、停止線を越えて進入し、滑走路に入って40秒間停止したということです。そういう状況になると、管制塔の監視モニターには滑走路が白から黄色に変わり、海保機が赤く表示されて異常を示すことになります。この監視モニターは、使われたことはありますか? 田中さん:この機器自体の導入時に私は中部国際空港にいましたので使っていますが、作動したことは私の経験上はないです。 Q. このモニターはどれくらいの大きさで、何個ぐらい設置されているものなんですか?
田中さん:元国家公務員として守秘義務がありますのでお答えできないんですが、国土交通省が「iPad程度」と広報したようですので、そのサイズとお答えします。あえて言うのであれば、滑走路占有監視支援機能ということですので、単体ではないということは私から申し上げられると。
Q.2009年に撮影された画像は、実際に類似しているモニターだったりするんですか?
田中さん:この画面は、一つ古いバージョンです。
Q. 実際に40秒間、海保の機体が止まっていたということで、管制モニター画面に表示されていたということにもなりますが、なかなか気付くことはできないのでしょうか?
田中さん:40秒表示されていたのかは分かりませんが、最大40秒表示される可能性はあります。その場合、気付けないというのは私からしたら不自然かなと思います。
Q. 一般的にこうなったケースというのは、通常であればどう動くんですか?
田中さん:もし、この機能が作動して管制官が認知した場合、すぐにまず事実であるか、そちらの方向の滑走路上を目視します。この警告通り誤進入が発生していた場合には、すぐにその時できる指示をします。例えば時間的余裕があるのであれば、離陸機を滑走路から出す。ないのであれば、到着機に着陸やり直しを指示する流れだと思います。
■元パイロット「管制官の指示には100%従う」 羽田空港にそびえ立つ管制塔。国交省によると、管制塔としては日本一、世界でも4番目に高いそうです(2020年3月現在)。その高さは約116メートルで、羽田空港の中心に位置します。この場所から4本の滑走路はもちろん、空港の隅々まで24時間365日、管制官が安全を監視し続けます。 2009年、今の管制塔が出来上がり、報道陣に公開されたときの映像です。ズラリと並んだモニターに、360度全面のガラス窓。空港全体を見渡すことができます。 通常、管制塔内では、15人ほどの体制をとるといい、あらゆる国籍の航空機を取り扱うことから、やりとりは原則、英語で行われるそうです。その上で、管制官が目視やレーダーによって、管制業務にあたります。
元航空管制官・田中秀和さん 「管制官の仕事は分業制です。15名が同じところを見ているわけではなく、基本的にはそれぞれがそれぞれの役目を果たす」 元パイロットも「管制官の指示なしで、安全成り立たない」と話します。
元日本航空機長 SRC研究所・塚原利夫代表 「パイロットも管制官も、ある意味で飛行機を無事に飛ばす(一つの)チーム。(管制官を)信頼している。基本的には100%指示に従う」
そんななか、起きてしまった日航機と海保機の衝突。事故は、管制塔からおよそ1.5キロ離れたC滑走路上で起きました。
今回の事故を受け、国土交通省は監視システムのモニターを常に監視する管制官を1人置く緊急対策をとり始めました。 しかし、田中さんは、監視システム専用の管制官を置くことで、別の問題が発生する恐れがあるというのです。
田中さん 「もちろん、付けた方がいいに決まっている。付けた方がいいに決まっているが、懸念もある」
■監視役配置も…羽田“緊急対策”は有効? 今後の対策と改善点を伺います。
Q.異常を示すモニターに気付けなかった可能性があるわけですけれども、見落とす可能性が出てくるのであれば、ちょっと素人目線かもしれないですけれども、例えば点滅したり光ったりするだけじゃなくて、音を付けるといった対策・課題みたいなものはあるんですか?
田中さん:気付いてた可能性も現時点では否定できません。気付いていなかった場合、なぜ気付かなかったかというと、今おっしゃったように、少なくとも音で知らせる機能はないということで、それによって気付けなかったという可能性もあるとは思います。
Q.音が現状鳴らないというのは、何か理由はあるんですか?
田中さん:全く分かりません。私個人としては当然、警報というものは音があった方がいいと思います。
ただ今後、音を付ける、改修で付けられるのであれば、可能な限り早くと思いますが、管制塔内には様々な警報や機器がありますので、特徴的な音声であるとか、音であるとか、ただ音を付ければいいわけではないので、その辺りもしっかり見極める必要があります。
Q.たくさん音があることは分かるんですけど、これこそ一番重要な警報かなという気もするんですけれども?
田中さん:そうですね。その通りだと思います。その警報が様々ある中というなかでは、やはり航空機の安全に関わる警報っていうのは一律同じ重要性だと思っているので、それと同等ではないかとは思います。
Q.この事故を受けて、6日から羽田空港では管制システムで緊急対策をとっています。いわゆる異常を知らせるモニターを常に監視する管制官を1人別途で配置しています。いわゆる管制官全体の増員ではなく、サポート役だった管制官をモニターに配置しているということなんですけれども、どういうふうにご覧になりますか?
田中さん:もちろん、何かしらの対策として人を付けた方がいいと思います。ただ、この1人は増員ではないということは、本来やっていた業務は不足にならないのか。あるいは、管制官の疲労管理という点で休憩が減ったりしていないのか。その作用・反作用がありますので、ただ付ければいいのではなく、おそらく国交省もそこを見極めてきたと思うので、見極めた上でメリットの方が大きいと判断したんだと思います。
Q.今後、再びこういった事故が起こらないようにするには、どういった対策が必要だとお考えですか?
田中さん:再発防止策については、例えば私のような部外者であるとかSNS上の個人が好き勝手いうのは間違っていると思います。各組織においてしっかりと見極めて、検討した方がいいと思います。先ほど言ったように、作用・反作用の話でいうと、例えば今回見つけられなかった日本航空機に関しては「もっと外を見ろ」という意見もあると思いますが、そうしてしまうと、今度は「スキャンポリシー」とパイロットの間では呼ばれていますが、機長と副操縦士がどちらが計器を見るのか、外部はどの程度見るのかと、これまで安全を守ってきた仕組みを変えてしまうことになりかねません。しっかりとどちらの方がいいのかというのは検証する必要があるので、思い付きで始めるのは危険だと思います。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年1月8日放送) [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
ブログ主・・・昨夜、地震の夢をみてしまった。
(他に夢にはみなかったが、ウクライナやイスラエルなどの戦争もますます激化している。)
日本は稀な平和な中にいるが、こうした地震で寒さと悲しみの中で苦しんでいる人も多い。日本の政治家の発言や行動にも引っ掻き回されてしまいそう。
長い夢だったが今も恐ろしい。知人らと頑丈なホテルのロビーに逃げている場面だが、能登地震の「加賀屋」をはじめ、多くの旅館やホテルは宿泊客優先で無事避難に全力をあげていた。名旅館・名ホテルの威信にかけてひとりも犠牲者を出さなかったが、従業員の方々をはじめ、その苦労を思うと・・・顧客をはじめ多くの方々から激励の声が届いているということだ。
そして避難所には寒さに震えながら耐え忍んでいる方々が・・・パー券の「裏金」って何の為?並行して政治の闇が少しづつ明らかになっていく。
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20世紀イタリアの名バリトン、レナート・ブルゾンが歌うヴェルディ「マクベス」~憐れみも誉も
カップッチッリと並んで正統的なヴェルディバリトンです。パリでの公演の録音。
Renato Bruson - Pietà rispetto amore - Macbeth - Verdi | Opera de Paris 1984