ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

昨年の「Pの視点」~終戦特番よりP@RAGZZOさまのエッセイを振りかえって

2011年08月14日 | P@RAGAZZO様

「Pの視点」のブログが休止中だけれど、ファンは毎日訪れているという。
知的で繊細、かつ大胆なP@RAGZZO(略してP様)さまのちょうど昨年の印象的なエッセイを転載したいと思う。
最初に若き俳優の「向井理」氏のブログから文を抜き書きなさっていて、そのあとにあの感動的なP様の独白である。


向井理という一縷の岩清水。
2010-08-15 23:59:08

「幸せ」・・・向井 理

今日は日本がポツダム宣言を受諾して65年の日です。
何年か前のブログにも書きましたが決して終戦『記念日』ではありません。戦争に関わった人全てに於いて、まだ戦争は終わっていないからです。
しかも北の地では65年前の今日以降もソ連と戦っていましたから。

昨日放送したドラマ『帰国』の撮影前に靖国神社に参拝に行きました。
劇中の自分のセリフにもありましたが、『国の責任者が参拝するのは当然の義務なんじゃないのか』

今日本はいろいろな問題を抱えていて、その一つに靖国神社に関することも含まれています。
でも、じゃあ何故それが問題なのか?それを理解しなければ何も進まないと思います。

八月十五日が来ると改めて今の自分は幸せだと思います。

ちゃんと生きて、生活できているから。
それこそ戦争中はいつ死ぬか、家族の安否もわからぬ生活を送る人が多かった訳だから、それに比べたら幸せ過ぎて申し訳ないくらいです。

当時の生活と比べても意味はないかもしれませんが、当時を考えると今の自分は不平不満を言えるほど頑張っているのか疑問です。

そして、必死になって日本の行く末を案じながら散っていった人達のことを考えると感謝の気持ちで一杯です。
さらにあの戦況下で無条件降伏まで持っていったのは凄いことだと思います。

日々戦争のことを考えるのは難しいですが、一年に一回でも深く考えてみても良いんじゃないでしょうかね。

世界のどこかで、いまでも戦い、争いが起こっています。

戦争についていろんなことを考えると、ただただ自分は幸せです


☆ここからP様のエッセイです。

12日から昨日まで
テレビは戦争の、しかも著しく偏った特番ばかりで
これでもかこれでもかと
『日本は悪い!』と連呼していた。

NHKの討論番組では
崔洋一が自分らと違う意見を述べた一市民に
『歴史を語る資格は無い!』とまで言い放った。

しかもNHKはこの場面の動画を、姑息にも
次々と削除し抹殺してしまった。

崔が間違っていないのなら
何故削除する必要があるのか

ところで、上記の文章は
向井理という若い俳優が
ブログで記したものだ。

俳優という人気商売であるにもかかわらず、
自身も靖国参拝し、かつ、
『国の責任者が参拝するのは当然の義務なんじゃないのか』と、
当たり前のことを、しかしリスキーな発言を
勇気をもってした。

おかしなマスコミや政権の
やりたい放題をさんざん見せられた後だっただけに、

灼熱の中、

一縷の岩清水に出会ったような

爽やかな気分になった。


向井理さん、ありがとう。


わたしは、、、救われた。


ベッラあとがき

P様のこの最後の「わたしは、、、救われた。」というひとことは、この言葉を味わいたいがために日々このページを眺めていたほど、私は感動している。

このひとことに何を付け加えることがあるだろうか・・・今も感動でいっぱいである。

ここから下は書かない。コメントがたくさんあるけれど・・・これだけで十分なのだ。
私は繊細かつ大胆なP様を尊敬した。
とても及ばない素晴らしい文才と鋭敏な感受性・・・。

そして「円卓」の皆様もそれぞれ素晴らしい方々が集まられた。
この中で私はまるで幼児の如く、情けないコメントしか書けなかった。

でも「円卓」の皆様は暖かく、私はどれほど学んだかわからない。
感謝で毎日、このブログを思うと涙をこらえるのに必死であった。

P様の「再登場」をいつでも願っている。
物事に対して敏感で鋭く、的確な判断をなされ、また私のような未熟者に対しても優しく、そして円卓を囲む皆様の魅力的なこと、どんな有名でアクセスの多いブログも「足元にも及ばない」ものだった。

そしてご学友のEXZYさまも、さすがPさまのご学友と尊敬したものだった・・・そのEXZYさまのコメントもいつもため息である。すばらしい・・・作家も顔負けである。

鶏様、アプリ様、フローラはな様、さらりん様、やまびこ様、ボチボチ様・・・そして対話のチャンスはまだないけれど翡翠様や怒羅衛門様、ナイトライダー様、・・・・・新しく来られたヴィットリア様、私はこれらの方々の文を拝見するたびに敬虔な気持ちになる。
そして感謝でいっぱいになる・・・。この出会いは大きい、またP様の「わたしは、、、救われた」に、なぜかとらわれてしまうのだ。透明で美しいP様の心情に涙してしまう・・・。

☆ EXZY様のコメント再び転載します。

AOYAGI (exzy)
2007-01-11 14:00:09
5日、高良大社に参拝する道すがら、古い旅館が目に入った。突然遠い昔にタイムスリップした。ここを会合場所に選んだ男がいて、「なんてえとこを知ってるんだこいつは?!」と思ったのを思い出した。その頃は、ろくに会話も交わさなかった。
今から思えば、そいつのナイフみたいに人の心を抉り出そうとする目つきと、ふとこぼす屈託のない少年の笑みとの、ミスマッチに戸惑っていたのかも知れない。・・・時は移り、毎月のように飲み交わすようになっても、一種の怖さ(畏れといってもいい)がいまだにある。それは、遠ざけるものではなく飛び込んで行くことで解消するのだとは解っているのだが、急に近くなったかと思えば、また遠ざかっていくような陽炎の感覚なのだ。こんな不思議な男に出逢い、続けていく付き合いは確かに意味があるのだが、多分いつまでも彼の奥底に触れることは出来ないのかも知れない。それでも、また会合にそわそわと出て行く自分に苦笑いする。今日は、どんな視点で話すのだろうかと期待しながら・・・。

寒い日でした (P@RAGAZZO)
2007-01-11 17:00:44
やぁ、よく憶えていますねexzyさん。
そうでした。あの日からでしたね、、

お互い酔ってエセ中国語を叫んだのでした。
熱い夜でした。...

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうっていいたくて~♪あなたにいいたくて~♪ (アプリ)
2011-08-15 09:02:12
こんにちはベッラ様。

今年も終戦記念日を迎えましたね。

『ゲゲゲの女房』懐かしいです。

何だか大東亜戦争、そして戦後の復興を経験されてこられたベッラ様の御父上の世代の方々から、今の日本国を見られると『恥ずかしい』という気持ちになります。

左翼勢力がカビのように繁殖し、崖っぷちまで追い込まれていた時期に、あの大震災です。

戦争戦後を経験された人から『今』をみれば、「お前ら何をしとるんや?」と言われるのは確実ですね(苦笑)。


追伸、ある方からNDSK4の皆様に大顰蹙をかってしまい、とりなしを願いたい趣旨のコメントを頂戴したのですが、ベッラ様のブログ上を見る限りは確認出来ませんでした。

まあ、えてして大阪人は雑な対応をする事が多々ございますので、女性から「ハァ?」。と思われる事等は日常です。私を含めて御勘弁下さいませ。

8月15日


アプリ拝。
返信する
なつかしい「Pの視点」 (アプリさまへ   ベッラ)
2011-08-15 09:15:06
終戦記念日にはPさまの「私は、、、救われた」を載せようと思っていました。
そのエントリーを再読して、Pさまの素晴らしい人格が思い浮かびます。
終戦記念日、今年はマスコミはどうでしょうか。

sonokatano mouhitotuno buroguni arimasu.
takaoka-san no kotodesu.
sonohokanimo riyuuari.
apuri-sama niha kannkei naikoto desu.
arigatougozaimasu.

返信する
了解しました。 (アプリ)
2011-08-15 10:13:29
今日も暑くなりそうですね。

朝に寝汗を落とそうと水風呂を入れていたら、起き出して来た家内が勝手に浴槽に入りまして、「ぎゃ~!」という悲鳴とテレビのリモコンを投げつけられる暴挙に合いました。

カフカも驚く不条理な世界です(泣)。

もういや……。
返信する
なんだか当てられているようで (アプリさまヘ  ベッラ)
2011-08-15 12:32:44
仲のいい楽しいご夫妻ですね。
テレビのリモコンは大丈夫でしたか?
あ、ごめんなさい、アプリさま、お怪我はありませんでしたか?え、リモコンを先に言った?
まあいいじゃありませんか、リモコンは壊れやすいしアプリさまは頑丈ですから。
また、おふたりの馴れ初めでもよろしかったらお話下さい。
楽しそう・・・。
返信する
レモンハート (アプリ)
2011-08-16 00:03:24
お盆休みで、いろんな事を自由に思う事が出来まます。


私は学生時代にロックバンドにいそしんでおりまして、エレクトリックギターを得意としてます。


ベッラ様がピアノ、P様がヴォーカル、 さらりん様がシンセサイザーとコーラス。ドラムスは鶏様、私が少しエフェクターを効かせたギターを。
凄いバンドに成りそうです(笑)。
返信する
さらりんさまはシンセと「コーラス」? (アプリさまへ   ベッラ)
2011-08-16 03:37:08
クラシック専門の私が、バンドのことでよく分からず、アホな質問するかもしれません。
さらりんさまはシンセを弾きながらひとりで「コーラス」(合唱)をどうやって歌われるのでしょうか?
フローラはなさまはチェロを得意とされ、今もレッスンに通っていらっしゃいますが(フランス製のチェロで演奏)、まさかエレキチェロ?
Pさまのヴォーカル、大丈夫でしょうか、静かにお酒を味わいながら泣けてくるロドリゲスをお聴きになるPさまが・・・。
ドラムスの鶏様は適役かも知れません。
アプリさまはギター、これはお得意でしょう。
指揮にカラヤンさま、(どうやって出演させるのか、それが問題・・・)

「レモンハート」うれしいですねえ、
アプリさまが座長でしっかりリードして下さいよ、私はショパンみたいなピアノになりますがずっこけないで下さいよ。

それにしてもPさまのエッセイ、優しいですね。
「俳優という人気商売であるにもかかわらず、
自身も靖国参拝し、かつ、『国の責任者が参拝するのは当然の義務なんじゃないのか』と、
当たり前のことを、しかしリスキーな発言を
勇気をもってした。・・・
向井理さんありがとう、私は、、、救われた」

高岡さんに対しても、きっとこのように同じ目線でお書きになる、そして何という謙虚さがベースになっていることか・・・。
「Pの視点」の円卓の皆様も同じ優しさを持っていらっしゃる、これはすごいです。
(アプリさま、お疲れさまでした。先程はお心遣いありがとうございました。)
返信する
ご連絡です。 (アプリさまへ   ベッラ)
2011-08-16 22:21:15
ここでは離せませんが、アプリさまに郵便配達を頼まれたお方とは一切、関わりません。
お察し下さい。

そして「レモンハートのバンド」必ずチェロをお願いします。
もしかしたらアプリさま、書き忘れていない?
花のフローラさまのようなエンジェルを!!
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