靖国神社では春の例大祭、英霊にお供えし、魂をなぐさめます。
そしてキリスト教では「復活祭」、イースターって日本ではクリスチャン以外はあまり実感できないのですが、
キリスト教ではクリスマスと並んで重要な日にあたります。
seesaa1824さまのアメリカのご友人からイースターをお祝いする音楽のおたよりが届き、私のブログにどうぞと仰るのですが、
リンクを貼っても、個人的なカードのリンクなので、コピーができませんでした。
そのかたは大切なご家族を亡くされ、送ってこられた音楽からは真摯な祈りが伝わりseesaa1824さまは大変な感動をされたそうです。。
seesaa1824さま、ありがとうございました。
それでは私から、この曲を。
イエス・キリストがよみがえられた日、マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』でこの復活祭の場面が歌われます。
オペラでは失恋の悲しみをかくして神に祈るヒロイン、イタリア・オペラの名場面です。
この曲は作家の百田尚樹さんが「永遠のゼロ」のヒーロー、宮部久蔵が零戦で出撃の最期の章、このオペラを聴きながらお書きになったそうです。間奏曲だったということですが、この場面は「復活の日」・・・。
泣けてしかたがなかったと・・・「何度も何度も書き直し、そのたびに泣いた」(百田尚樹氏)
マスカーニ作曲 オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』~主はよみがえれり
・・・ソプラノはアプリーレ・ミッロ(ローマのカラカラ古代野外劇場より)
★ やはりマリア・カラス、圧巻、心が震えます。
私が20代のころ、帽子屋さんが「イースターから春の帽子に変わるんですよ」って教えてくれました。
ヨーロッパはそうなのか、って感心しました。「帽子も一斉に衣替えなのかな」
この頃、昼間は暖かいのですが、朝夕がやはり寒いですね。
★ もうひとつ、ロシアの名歌手、オブラスツオーヴァが歌った同じ曲をお聴きください。
私も父を亡くしてから毎日、父に「親孝行が足りなかった」と詫びています。
そして認知症で会ったに関わらず、かわいいしぐさや
表情が、また若いころの頼りがいのある父、
私が知らなかった時代の出征の時の父の覚悟、
戦地レイテでの苦労・・・
亡くなったころは「終わった・・・」と介護にあけくれたことを
感じていましたが、月日が過ぎるにあたって
もっと父の素晴らしいかけがえのないところが
強烈に浮かび上がります。
エレンさまは、ますます亡くなったご主人を思われる
のでしょう。
私はよくわかります。私の場合は親に、ですが。
それがエレンさまの心の安定なのでしょう。
いろいろきいてさしあげて下さい。
ご主人への愛を思う音楽が「復活祭」の音楽で
浄化されているのでしょうね。
私は亡くなった母も、飼っていた愛犬も、
二度と得ることはない、そんな思いがあります。
私はこの歌手が好きで実演も聴きに行きました。
ロシアのマリア・カラスともいわれていましたが、
この歌い方はロシアの風土を思います。
今はロシアの歌手もこうではありません。
もっとスマートな歌い方に変わってきて「何人か」と
思います。
シャリアピンもそうですが、一声でロシアの歌手と
わかる歌い方は確かにきかれなくなった・・・。
Kenさまの恩師のひとりでもあるかたです。
それでかしら、ロシアのレパートリーを歌うKenさま、
日本人ではロシア語が出来ない歌手がほとんど
なので、ロシアのレパートリーを歌う歌手は少ない
ですが。
オブラスツオーヴァはイタリアオペラも得意でした。
さすがのイタリア人も偉大な声には絶賛でした。
あの教会曲とマリアカラスの「カヴァレリア・ルズティカーナ」の主はよみがえれり、は、私の耳には同じメロデイーに聞こえましたが、違います?
この、Ellen 旦那の Edwardを、亡くしても、ずっと愛してる、否、今の方がもっと愛してると、時々、メールしてくるのですよ。熱い女の執念(これは悪いか)愛情を感じます。e-mail も、Ellen&Ed Atkins---と、変更してます。
オペラだったらすぐにわかるのですが、(オペラによりますが)、宗教曲や合唱にはあまりくわしくないので。
そしてそれが贈った方の個人情報になるので、貼れなかったと思います。
そこで私は作家の百田尚樹さんが「永遠のゼロ」の
フィナーレのところを書くときに聴いていた「カヴァれリア・ルづティカーナ」の主はよみがえれり、を貼りました。
特攻のヒーローは、「私は死なない」と言っていた、
愛する国のため、家族のため、友人たちのために
命をささげたヒーローのそんな言葉から
「復活祭」の場面を選びました。
seesaa1824さまのご友人も、愛するご家族のことを
永遠に心の中で思っていらっしゃる、そのせつない
心を思ったのです。
この曲はやなりマリア・カラスの歌が素晴らしい、
ただ「歌う」というのではなくて、歌詞の中に心の震えが感じられます。
ドナルド・キーンさんがマリア・カラスのことを書いているのがあって、それも近日中にエントリしたいと
思います。
大切な家族をいつまでも心の中で永遠に、そして
その思いをご友人のseesaa1824さまに音楽を
通してお伝えなさったのでしょう。
私の友人のEllenが送ってくれたHappy Easter Card に添付された Church Song の音を聞いただけで、『カヴァレリア・ルスティカーナ』と解ったベッラさん、流石です。尊敬します。
「おちゃのこさいさい」? 失礼致しました。
えっ、そうなんですか? 貼れなかったのですか? 仕組みがよく分かりません。
曲名が解らずベッラさんに送れば教えて頂けると思いメッセージで送りました。
iPhone に shazam と云うアプリが有り、曲名が解らない曲が流れて来たらそのshazamを、スピーカーにかざすと、何と,曲名がiPhone のモニターに出て来るのです。友人から送られて来た Happy Easter Card に入っている曲はChurch Music と、思われたのですが、そのshazamをかざしても”曲名不明”と出てきました。
アプリーレ・ミッロのユウチューブにshazamuをかざしても「曲名不明」と、出てきます。しかし、マリア・カラスのユーチューブにかざすと「Cavalleria Rusticana: Prelude Maria Callas」と、表示されます、Maria Callas 凄い,iPhone Shazam も凄い。
勉強になりました。試しにカード貼ってみました。
http://www.jacquielawson.com/viewcard.asp?code=4816315793042&source=jl999&utm_medium=internal_email&utm_source=pickup&utm_campaign=receiverfooter