★ 往年の名ソプラノ、ゼアーニの全盛期を集めたオペラの聴きどころ
Virginia Zeani 'L' Assoluta' in clips from seven contrasting roles
ヴェルディ「アイーダ」、オッフェンバック「ホフマン物語」、シャルパンティエ「ルイーズ」、
チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」、ベッリーニ「清教徒」、プッチーニ「蝶々夫人」、
レハール「メリー・ウイドー」(歌の順)
★ 「アイーダ」「アドリアーナ・ルクヴルール」はイタリアオペラであり、私の声に合うので歌ってきましたが、シャルパンティエの「ルイーズ」などフランス語の美しさ、難しいです・・・。早朝からラジオやCDでフランス語とスペイン語勉強していますが、フランス語の発音は私にとっては独特の難しさを感じます。
この音源では初めて聴く役もありました!オランピアには驚きました!オペラ界は魅力的な役すべてをゼアーニの演唱で聴きたかったのでしょう。
ミラノで「ヴェルディの夕べ」に出演する予定ですが相手役のイタリア人ソプラノがゼアーニの弟子。アイーダの二重唱では相手の歌唱と表現に納得するものがあり、先生の名前を聴いてなるほどと思わされました。
当時はイタリアオペラ界きっての名ソプラノで、私のきいたところによるとアメリカで教えていてその弟子が「厳しい先生で、気難しかったがそれはプリマドンナらしいと思った」と言っていました。
このブログにもゼアーニについて写真も送って下さった方がいらっしゃいました。
ロッシレメーニ夫人で、日本にも来たのですが、歌わずに夫につきそっただけで帰国したと知りました。
実に惜しいことです。
大変美しい女性で若いころは「オペラ界第一の美人」と讃えられたそうです。
もう今は90歳を超えているでしょう。
いつまでもお元気でと願っています。
ゼアーニの「運命の力」は特に素晴らしく、引きつけられます。「メフィストフェレ」もカラスに勝るとも劣らない名唱ですね。
ミラノをはじめ、数々のコンサートやオペラでKenさまの
卓越した美声と表現力、素晴らしい音楽性で「本格的な歌」とはどういうものか、聴衆の方々は幸せですね。
私もKenさまのヴェルディを聴きたい、NHKの「ニューイヤーオペラコンサート」などやはり納得しません。