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演奏後に奥様ににっこり微笑むお顔が優しそうですね。ひとり娘さんを亡くされていたのですか!
前回のホロヴィッツさんの演奏画像がアップされた時、書きこもうとしたけど、し損なってしまったコメントが下記です。
「友人がピアノ演奏しているリトグラフをもっていてその絵に描かれているピアニストが誰かなあ、と思っていたのですが、もしかしたらホロヴィッツかも。額の禿げ具合がよく似ていて。絵の作者はわからないのです。
1983年に日本で演奏したなじみの曲「英雄ポロネーゼ」を聞いてみました。
この演奏を友人所有の絵と一緒に自分のブログに紹介してみようか、と。
音楽にうとい私がブログ掲載してはどうかなあ、とちょっと自信ないのですが。」
巨匠ホロヴィッツさんのピアノは何度聴いても素晴らしいです。
ありがとうございます。
吉田秀和氏が「ひびの入った骨董品」と批評したのは、
もう少し他にいいかたもあったとは思うのですが。
しかし一方で「ホロビッツマンセー」の聴衆もいたので
吉田氏はわざとそう言ったのかも知れません。
演奏家にとって引き際は大切と思いますが、
現実は残酷、でもホロヴィッツ氏は吉田秀和氏の
批評を知って「日本の聴衆に申し訳ない」と言っていた
のが、さすが巨匠です。
remmikkiさまは、よくとりあげて下さいました。
森鴎外も書いていましたが、全盛期は天下をとった
ようにもてはやされ、晩年は・・・。
確か「即興詩人」に出てくるアヌンチャータという
ソプラノ歌手の華麗な全盛期と悲惨な晩年の演奏で、
「永遠ではない」人生を書いたにが印象に残って
います。
でも、誰がこれほど作曲家の魂を、そのシンを演奏
できるでしょうか。
こちらこそありがとうございます。