ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

リッカルド・ムーティ指揮ロッシーニ「ウイリアム・テル」フィナーレ

2015年04月26日 | オペラ
・・・クリックで拡大、西村眞悟氏の著書「国家の再興」です。

★ なんて美しい音楽でしょう。リッカルド・ムーティの心血を注いだ指揮、スカラの伝統的な
音楽が蘇った瞬間、今日はこれを聴いていたいと思いました。
ロッシーニ『ウイリアム・テル』フィナーレです。


Rossini - Guglielmo Tell - Finale - Tutto Cangia...il Ciel s'abbella.... - Riccardo Muti(3分17秒の動画)





弓の名人ウイリアム・テルの物語。シラー原作をオペラに作曲したロッシーニのこの曲の序曲は有名だが、フィナーレの美しさはあまり知られていない。

わが子の頭上にリンゴを載せ、それを射るウイリアム・テル、そしてそれを見事に成し遂げ、スイスの人たちは勇気を得て悪者を追い出し勝利する。

この場は夕日に照らされる山々、愛する祖国の自由を喜び『全ては変わった、空も晴れ上がる』と歌う。

スカラのオーケストラは感動のあまり涙を浮かべ、指揮者ムーティは言った。「これが祖国、イタリアです」



★ 今日は地方統一選挙(後半)です。 【開票は正しく】
「矢」は投票です。勝利です!!「日本の勝利へ!!!」






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4 コメント

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スイス・イタリア・そして日本は ()
2015-04-26 23:38:40
「シモーヌ 太陽は柊の葉の上に笑い、
四月は また帰って来た 僕らと遊ぶため」
~グールモン「柊」堀口大学訳
という詩をふと思い出しました。
ウィリアムテルの壮大な歌劇の結末が
このような幸福感溢れるものとは知りませんでした。
日本にもこんなときが来るのでしょうか、
いいえ、必ず来ると信じます。
※ それにしても、移民には絶対反対です。
返信する
美しい詩ですね (蛙さまへ)
2015-04-27 01:14:23
「ウイリアム・テル」の物語はあの運動会のリレーの時に流れる序曲や、お話ではわが子の頭上に赤いリンゴを載せ、絶対に失敗できないと戸惑うテルに息子のヴァルターが「お父さん、大丈夫だよ」って励ます物語、そして見事に
テルはリンゴを射る、人々はこれに勇気を得て、悪者を退治し、平和を得るというものですが、ロッシーニはこの勇ましい物語をヴェルディと同じく「イタリア統一戦線」の鼓舞をし、イタリアの民衆を狂喜させたというのですが、
このフィナーレはなんと静かで情熱的で、感謝にあふれたものでしょうか。

愛国者リッカルド・ムーティはこのオペラをスカラの舞台にかけることで、再び熱狂を表した、オーケストラの楽員は涙を浮かべ、聴衆は歓呼の声、そして「これがイタリアです」って言ったのですって。

リッカルド・ムーティの自伝で読んで感動しました。

私はこのフィナーレの神々しさを感じて、ここにUPしました。
蛙さまのおっしゃる「もういちど春がくる」という「春」は
「心の春」のさわやかさだったのでしょうね。

統一地方選で「次世代の党」犬伏先生をツイッターで励ましていました。
毎日書き込みました。
結果発表は明日になりますが、どれほどの妨害を受けたことでしょうか。
西村眞悟先生の最新の時事通信、投票日なので貼れませんでした。でも結果はどうであれ、エントリに書くつもりです。

東京に行ったとき、中山恭子先生の助手をされていた犬伏さんを遠くからですが、拝見しました。
その後の「田母神」事件も、犬伏さんに大きくバッシングがかかってきたのをお気の毒に思ったのです。
もしよろしかったら犬伏さんのツイッターをご覧ください。
返信する
祖国愛の血 (Ken)
2015-05-11 20:14:17
このオペラはパリ初演ではあるけどやはりイタリアの血と祖国愛で書かれたオペラですね!
ロッシーニの父の熱い政治的な血は争えなかったということなのでしょうか。
一週間後にベルガモではじめてナブッコの二重唱とアリアを歌います。パートナーはすでにヴェローナ野外劇場でアビガイッレを歌った方です。
いまはローマで「フィガロの結婚」を歌ってますが心はすでにナブッコにあります、、、。
返信する
おお、「ナブッコ」を!! (Kenさまへ)
2015-05-12 00:58:38
「ナブッコ」はヴェルディが心血を注いで書いた壮大な
オペラですね。
Kenさまの「ナブッコ」、アビガイッレとの二重唱も聴きたいですね。
ヴェローナでアビガイッレを歌われたプリマと共演されるのですね。素晴らしい。
ヴェルディのソプラノは、ヴェルディ初期のドラマティコ・ダジリタからだんだんリリコ、またはリリコ・スピントになるのですが、バリトンだけはずっと同じスタンスのような気がします。
ヴェルディのバリトンは「ヴェルディの声そのもの」
なのですね。今、Bastianiniのeri tuを聴きながらこの
コメントを書いています。
https://www.youtube.com/watch?v=2eX0bQsW0uA
これも、って思います。
ヴェルディのバリトンはヴェルディ歌いの境地であり、
若いころ、Cappuccilliもモーツアルトを歌っていたこと
も理解できます。モーツアルトを歌って声の円熟の
時期を待つこともあります。
そして、あのチャイコフスキーを聴くと、もう「イーゴリ公」が浮かんでくるのですよ。
あんな美しいロシア語ははじめてです。
それがベルカントで切々と歌われた昨年の名唱、
あれはポピュリズムに翻弄された最近の歌手には
聴けないレヴェルでしたね。
どうぞ美声を大切に、美声と情感・知性の3拍子揃った歌手として天の啓示と思いました。
モーツアルトもいいですけれど、ロシアオペラとヴェルディこそKenさまの天性の才能を十分に発揮されるものと思います。
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