「歌曲」カテゴリの最新記事
- Franco Corelli - canzone napoletana
- フリッツ・ヴンダーリヒよ、永遠に・・・
- Fritz Wunderlich "Zueignung" R. Strauss
- ドミンゴ、カレーラス、パヴァロッティのリハーサルで爆笑
- 今宵は山が美しい・・・ 巨匠マリオ・デル・モナコ生誕100周年記念の年
- Victoria de los Angeles live in concert: Two Songs by Fernando Obradors (c.1958)
- 元衆議院議員、渡部篤氏のサイトにKenさまのエッセイを発見!!
- リヒァルト・シュトラウスとその恩師リヒァルト・ワーグナー、ドイツの素晴らしい...
- 小休止・・・音楽をどうぞ。・・・緊急追加、馬淵睦夫氏が語る「岡本行夫氏発言、...
- 名歌手カルロ・ベルゴンツイ、「イル・モンド」を歌う
私は管弦楽曲を中心に聴くのですが、古い録音だと、音が潰れてしまって、何が何だか分からない。
その点、声楽や、ヴァイオリン独奏などは、すっきり聞こえ、古さをあまり感じない(いや、古いといえば古いのだが)。
ところで、タイトルにある「ベルカント唱法」って何ですか?よく聞く言葉だけど、意味がよく分かりません。
ワーグナーの歌い方とは違うんだろうな…って、何となく感じるのですが。
ベルカントとはイタリア語で「美しい歌」という意味なのですが、歌うとなると勉強が大変でした。
鹿鳴館時代からドイツ音楽で、日本の音楽は
ドイツ音楽史でした。
吉田秀和などの評論もドイツ音楽中心、
でも世界はそうではありません。
ベルカント唱法は、ブレスコントロールを横隔膜で、
そしてイタリア語の語感で、顔の前面、マスケラに
響かせ・・・とても言葉では言えません。
最初はこうでもない、ああでもない、違う、と
注意を受けながら身体で覚えていくものです。
ドイツやロシアの発声とは違います。
たくさん、イタリアの名歌手のオペラや歌曲を
お聴きください。