ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

名歌手ビルギット・二ルソンの忘れがたき名唱

2016年07月24日 | オペラ
  
Birgit Nilsson - Tosca: Vissi d’Arte (1961)


コッピーさま、ビルギット・二ルソンの忘れがたきプッチーニ「トスカ」のアリア~歌に生き愛に生き・・・をどうぞお聴きください。
二ルソンのダイアモンドのような硬質の美声はイタリアの歌手とはまた違った魅力があります。

ここにはヴァーグナーをUPせずイタリアオペラの「トスカ」を選んだのですが・・・。

二ルソンやその前の時代のフラグスタートの自伝を読みましたが、フラグスタートの時代はナチスによって大変な受難を痛々しく思いました。ヴァーグナーを歌ったことがナチスとつながったように見られる硬直した戦後の犠牲者でもあり、
名歌手が浴びた喝采より中傷が上回った時代でもありました。

二ルソンはフラグスタートの後のソプラノですが、その点は幸運だったと思います。
彼女に会って、プリマドンナ然としたところはほとんどなく、優雅でありながら包容力に富んだ暖かい人柄を感じました。



二ルソンとよく比較される「神のようなフラグスタート」ですが、そのフラグスタートの歌う
ヴァーグナー「タンホイザー」から~歌の殿堂、を貼り付けておきます。

Kirsten Flagstad: Wagner - Tannhäuser, 'Dich, teure Halle'


戦後まもなくフラグスタートのこの曲をじかに聴いたドナルド・キーン氏は「戦後の粗末な舞台装置であったが、彼女が出てきて一声歌ったときそこは輝かしい宮殿にかわったような気がした」とその感動を書いています。

お役に立てれば幸いでございます。




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時々ブログを休んでいた・・・でも訪問してくださってありがとうございます。

2016年07月21日 | 政治

何かと多忙でブログを2日休んでしまいました。
選挙前からも時々休んでいて気になっていたのですが、とにかく書こうと思いました。

この頃、しっかりしようと思っているのですがどうもカラ元気というか、気力が以前のようではなくてこれではダメだと反省。
すべきことは多いのですが思うようにできていません。
暑さのせいだけではなく自分自身の責任です。ミスも多く嘆いています。

世界のニュースはどれも大事件が多いのに書けませんでした。
Katachiさまがくださったコメントに元在特会の桜井誠氏が北朝鮮のミサイルに対して、東京の朝鮮総連本部前で抗議の演説をしていることが書かれていて、さっそくyoutubeを見たのですが、先日の三宅博氏の激しくも鋭くしかも格調高い朗々とした演説を思い出してしまいました。
もう決してこのような至誠の政治家は出てこないと思うのです。
「義」と声高く言いながら他を中傷することの多い中で、三宅氏の存在は清冽そのものでした。
選挙は終わりましたが、三宅先生の堂々たる演説は国士無双です。

老親を介護している時「水滸伝」を吉川英治の本で愛読していました。(未完の名作で、その文章の美しさに魅了されていました。)
宋の時代、文化爛熟で夜間も煌々と明かりがともされ、首都の「東京(とうけい、また「開封」とも書かれている。)」は商業と文化でおおいに栄えていた時代ですが、外国の勢力は粛々と「宋」を狙っていました。
しかし趣味に没頭する皇帝、そのとりまきの廷臣や高官たちは皇帝を諌めることもせず、高官たちの汚職は蔓延していたのです。

当時の皇帝は絵や書で「芸術家」として有名な「徽宗」ですが、政治よりも趣味に生きていました。
今でこそ徽宗の絵や書は貴重な文化遺産ですが、徽宗の無関心と国政放置が国を滅ぼすことになり徽宗自身も侵略国に連行され、その地で没します。
「徽宗」の絵や書は先年の台湾からの國立故宮博物院に出展されていたので実物を鑑賞できました。


「水滸伝」は徽宗に直訴しようとする英雄豪傑が梁山泊に集いますが、悲劇の結末です。
その後、文武両道の英傑「岳飛」が皇帝を諌めようとしますが高官にハメられ、捕えられて悲劇となります。
むしろ敵の勇将が岳飛の素晴らしさを称えるのですが、宋の内部は政治的無能の皇帝をはじめ、有能で勇気のある岳飛に嫉妬する高官らの巣窟でした。

私は「岳飛」の書の写真を持っていますが、それは三国志の「諸葛亮」の「出師の表」です。

選挙もこの「水滸伝」や「岳飛」の物語を思い浮かべました。
「理解されて当然」の世の中ではない、そこまでひどい状態と思いました。

三宅博先生のサイトに新しい文が更新されていたので、どうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/yaonomiyake/e/a36378cf4acc6af97bcbabb40f2a9709

そして天下の国士である三宅博先生の思いをどうぞ読み取ってください。
このことはまた書きたいと思います。



ブログのティータイム

本日はエディット・ピアフが歌う Non, je ne regrette rien
(日本では「水に流して」という曲名ですが、和訳は「私は決して後悔しない」)

Edith Piaf - Non, je ne regrette rien




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義とは?

2016年07月18日 | 政治

義とは正しい行いを我が身をかえりみずにすること。
それは自分から言うものではなく、他から認識され讃えられるものであろう。


キリスト教では「神の前で」という意味があるほど厳かなもの。
イタリア語ではgiustizia、「正義」である。

★ 本日はヴェルディのオペラ「トロヴァトーレ」から
フランコ・コレッリのテノーレ、ジュリエッタ・シミオナートのメッツオ・ソプラノで。
指揮はカラヤン。ヴェルディは民族が違うそれぞれの「義」を描いている。


franco corelli,mal reggendo all'aspro assalto,(trovatore)


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【直言極言】「生前退位」報道に隠された日本解体策動と正体、その他

2016年07月16日 | 政治
  
【直言極言】「生前退位」報道に隠された日本解体策動と正体[桜H28/7/15]


天皇陛下生前退位の意向 憲法の在り方を考えるべき 青山繁晴解説
・・・青山さんが自民党に入ったのは「皇室典範」改正の必要性? 玉虫色の青山さん、歯切れ悪い。
巧妙な罠、「ブルータスお前もか」青山さんに疑問を感じた。要するに「皇室典範改正」。

やはり中西京都大学名誉教授の「歴史通」3月号に書かれた「参議院選挙後」の記事が真相だった。

評論家で元外務省の佐藤優氏は公明党の山口氏と親しく語り合っている本を立ち読みして、この方も疑問を持ってしまった。

竹田氏は「生前退位」の「生前」と「退位」という言葉にあきれていたようで、「譲位」とは違って「退位」はそこで途切れる言葉と言っているyoutubeを昨夜見た。

それにしても「皇室典範」の有識者会議はやはり予定されていたのか・・・。



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【Front Japan 桜】事実無根!?天皇陛下「生前退位」報道 / 都知事選、仕組まれていた野党共闘 / ヘリコプターマネー検討、安倍首相周辺で浮上!?[桜H28/7/14]

2016年07月15日 | 政治

【Front Japan 桜】事実無根!?天皇陛下「生前退位」報道 / 都知事選、仕組まれていた野党共闘 / ヘリコプターマネー検討、安倍首相周辺で浮上!?[桜H28/7/14]


以下、動画の「生前退位」の件の内容走り書きです。

天皇陛下生前退位のニュースは呉報道ではないのか。
昨日宮内庁の山本次長がこうした事実はないとハッキリ否定、風間長官も同様に否定。
両陛下がご静養で皇居を留守の時に、このようなことはあり得ない。
訂正は小さく報道されているし、海外のメディアにも素早く報道されている。
国内の各新聞も「生前退位」の意向と書いている。
こうして既成事実を作っていき、国民にも「大変なのでしょう」と理解?をするような形にと誘導する。

中西輝政京都大学名誉教授が「8月ごろに皇室典範改正、女系天皇への道を」という動きが出てくると言っていた。
「女性宮家」愛子内親王殿下をはじめ、女性皇族が「宮家」を創っていくと旧宮家の復活はなくなる。

「国体」を変えようとする勢力は天皇陛下のご健康を考えるように言いながら「女系天皇」の道を開こうとしている。
もしそういうご意向をお持ちなら総理に話を先にするはず。しかも両陛下はご静養中。
これを広めたのは誰なのか?既成事実として国民に刷り込ませようとしている。
NHKは偏向報道どころではない。許しがたい。
マスコミ各社は宮内庁関係者の名をハッキリ言ってもらいたい。
陛下をないがしろにしている。「葉山に静養に行くからマスコミに伝えていて」などとは考えられない。
あたかも正式発表のような取り扱い。
日本の国をひっくり返すような事件、こんな報道をしたのは誰なのか、時間をかけて皇室解体を目論んでいる。

5年前に秋篠宮殿下が「定年制を」とご発言したことと関係はない。
宮内庁関係者は誰なんだと、マスコミは責任をもってやらなければならない。

読売新聞は「担当チーム、水面下で準備」というのは中西輝政氏の話と一致する。中西氏は「国体の危機」と言っていた。

有識者会議で「女性天皇を含めた」論議をすべきという声がある、これは愛子内親王殿下にという道。
水面下で準備、というが誰がどういう発言をしているのか。
中西氏の危惧は「女性天皇を含めた皇室典範」の論議をする、ということだ。
国民の声、として利用し「強制退位」ということにつながる。
マスメディアの責任も大きい。
安倍政権がこういうことを強制するようなことがあれば安倍政権打倒も考える必要がある。

★ コメントの反映・返信は私の一存で取り扱います。

個人ブログであり、ご了承ください。




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