もう一月前になりますが、友人からチケットを譲り受けて、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演を聴きに行きました。簡単に感想を。

《今日は東京文化会館。3階左側席》
ドイツオケによるオール・ベートーヴェン・プログラムということで期待値が高すぎたのか、残念ながら高い満足度とは言えない演奏会でした。ドレスデン・フィルの音は、重心低めの芯がしっかりした音という印象でしたが、精緻で繊細なアンサンブルとは言い難いかな。
前半の交響曲第6番「田園」は特にこれと言った特徴のない演奏でした。ミヒャエル・ザンデルリンクさんの指揮は初めてで、若々しい指揮ぶりは好感が持てますが、何を聞かせたいのかはもう一つはっきりしません。
後半の交響曲第5番は、所々に聴き慣れないアクセントが入ってましたが、とりわけそこに魅かれるというわけではありませんでした。第3楽章以降は演奏も熱を帯び、重厚な音が響きましたが、演奏としては特筆すべきものはなく、それ以上のものは感じられません。最近は在京オケも腕あげてますから、中途半端な演奏は「外オケ」という期待分だけ、失望感が大きくなってしまいます。せっかく譲ってもらったチケットでしたが、首を傾げて会場を後にすることとなりました。

《アンコール》
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
7月8日 19:00
会場
東京文化会館(大ホール)
アーティスト
指揮:ミヒャエル・ザンデルリンク
曲目
<ベートーヴェン・プログラム>
歌劇「フィデリオ」序曲
交響曲第6番「田園」
交響曲第5番「運命」
Dresdner Philharmonie

《今日は東京文化会館。3階左側席》
ドイツオケによるオール・ベートーヴェン・プログラムということで期待値が高すぎたのか、残念ながら高い満足度とは言えない演奏会でした。ドレスデン・フィルの音は、重心低めの芯がしっかりした音という印象でしたが、精緻で繊細なアンサンブルとは言い難いかな。
前半の交響曲第6番「田園」は特にこれと言った特徴のない演奏でした。ミヒャエル・ザンデルリンクさんの指揮は初めてで、若々しい指揮ぶりは好感が持てますが、何を聞かせたいのかはもう一つはっきりしません。
後半の交響曲第5番は、所々に聴き慣れないアクセントが入ってましたが、とりわけそこに魅かれるというわけではありませんでした。第3楽章以降は演奏も熱を帯び、重厚な音が響きましたが、演奏としては特筆すべきものはなく、それ以上のものは感じられません。最近は在京オケも腕あげてますから、中途半端な演奏は「外オケ」という期待分だけ、失望感が大きくなってしまいます。せっかく譲ってもらったチケットでしたが、首を傾げて会場を後にすることとなりました。

《アンコール》
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
7月8日 19:00
会場
東京文化会館(大ホール)
アーティスト
指揮:ミヒャエル・ザンデルリンク
曲目
<ベートーヴェン・プログラム>
歌劇「フィデリオ」序曲
交響曲第6番「田園」
交響曲第5番「運命」
Dresdner Philharmonie