その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ぽんしゅ館へ @越後湯沢 (年末温泉旅行 最終回)

2018-01-03 08:00:00 | 旅行 日本
 湯檜曽温泉で一晩過ごした翌日、そのまま帰京するか、どこかに立ち寄ってから帰るか思案した結果、ローカル線で足を延ばして越後湯沢まで行くことにしました。10数年前に一度訪れた、新潟名産のお米や日本酒をテーマにした駅ナカ・テーマパーク「ぽんしゅ館」がお目当てです。

 上越戦湯檜曽駅の下りホームは新清水トンネルに入ったすぐのところです。土合駅程ではありませんが地下駅です。





 新清水トンネルを行くと、川端康成の小説「雪国」の有名な書き出し「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」そのものの世界が広がります。水上側では雪化粧している程度だった雪景色が、トンネルを抜けるとまさに雪国。中高生の時に急行列車に乗って、友人家族とスキーに来た記憶が蘇ります。





 湯檜曽駅から30分弱程乗って、目的地の越後湯沢駅へ到着。さっそく、ぽんしゅ館へ。なんてたって、ここの「利き酒 越乃室」では新潟越後の93の酒蔵がすべて利き酒できるのです。









 入り口で500円払うとコイン5枚と小ぶりのお猪口をいただきます。そして、全部で何種類あるんでしょうね、おそらく200は下らない種類の中から飲みたいお酒を選んで、コインを入れて、お猪口一杯分をいただきます。甘口・辛口、アルコール度数、日本酒度、純米酒・吟醸・大吟醸などなど、一杯一杯お味は微妙に違います。奥が深いですね。







 お味噌と塩がお酒と一緒に試せるようになっているのも嬉しいです。塩は全国から40を超える種類の塩が升に盛ってあります。 結局、コイン5枚では飽き足らず、もう5枚をおかわりして、午前中からかなりいい塩梅になってました。




 お昼ごはんもぽんしゅ館で。「越後 ばくだんお握り 雪ん洞」で、南魚沼産のコシヒカリ100%利用で、通常のおにぎりの2倍はあるおにぎりを頂きました。

 



 そして、おみやげ屋で先ほど利き酒したお酒や漬物やらを購入し、大満足で越後湯沢駅から帰路につきました。1年の締めくくりには最高の旅となりました。



 2017年12月24日 
コメント (2)
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