箱根に行ったついでに、その数日前に行われた箱根駅伝の5区山登りコースと6区山下りコースを走ってみた。もちろん、フルフルではなくて、一部である。それでも、一度は、あの山登りを体験してみたかった。
コースは小涌谷付近から国道1号線の最高地点までで片道5K、往復で10Kほど。それでも標高差は340mある。過去のマラソン大会でも5Kで340mの高低差は経験がない。ただ、実は箱根駅伝の5区でもっともきついのは箱根湯本~小涌谷の部分なので、一番きついところはしっかり外してある。というか、その区間は車が多くて、私のようなふらふら走るランナーでは危なさすぎ。
上り始めるとすぐに駅伝では計測地点となる小涌園の横断歩道を横切る。夕方に入り始めた時刻で、日が傾き山の空気が冷え始めているのだが、道路はまだ2日・3日の駅伝の熱走が残っているような熱さを感じる。
《小涌園前を通過》
しばらく行って、もうすぐ移転するとTVでアナウンサーが紹介していた啓明学園の横を通過。その後は、人家も殆どなくなり、ひたすら山道になる。上り5区の中では楽な上り坂部分のはずなのに、やっぱり市民ランナーにはきついは。
《啓明学園前を通過》
よくテレビで「カーブで前のランナーが見えないのがつらい」と言っているが、競争相手がいなくてもカーブが多いのはこたえる。カーブを一つクリアしたと思ったら、また次のカーブだけが見える。前を向いて走ると、がっかりするだけし、斜度が余計に感じられてつらいので、もうひたすら地面を見ながら「ふーふー」言いながら上った。
これを小田原から上りきる箱根ランナーってどんだけ凄いんだ。もうひたすら尊敬。5Kを30分以上かけてようやく芦之湯。ここからは直線。「前方のランナーが見えるポイントです」と紹介されるところだ。確かに、カーブの坂道を登り切って現れるこの一本道は実に爽快だ。そうして、国道1号線の最高地点875m地点に到着。
《芦之湯。昔、泊ったことがあるけど、ここのお湯は良いですよ》
《国道一号線 最高地点 874m》
ここから今度は6区のランナーになって、小涌谷に山下り。こんなに坂道カーブを上ってきたのかと我ながら驚くほど、下りもカーブの連続。そして、くだりは脚に来るというが、本当だ。膝ががくがく。途中で、歩いて乗ってきた若い二人組に「頑張ってください!」と声をかけられた。さらに行くと、箱根駅伝の公式マーク入り(とも思われる)でその下にXXX Univと書かれたジャージを着たランナーともすれ違った。短く体育会風に「こんちは」と会釈をされたが、走りが私とは当たり前だが全然違う。本当の箱根ランナーだろうか?
《復路スタート》
《この道を駆け上がってきたとは・・・》
復路はずっと早い時間でゴールに到着。まあ、箱根の5区、6区ランナーからすれば、こんなちょっとなぞったぐらいで、走った気になるなと言われるのだろうが、彼らの凄さを体で実感した1時間余りのジョギングだった。
コースは小涌谷付近から国道1号線の最高地点までで片道5K、往復で10Kほど。それでも標高差は340mある。過去のマラソン大会でも5Kで340mの高低差は経験がない。ただ、実は箱根駅伝の5区でもっともきついのは箱根湯本~小涌谷の部分なので、一番きついところはしっかり外してある。というか、その区間は車が多くて、私のようなふらふら走るランナーでは危なさすぎ。
上り始めるとすぐに駅伝では計測地点となる小涌園の横断歩道を横切る。夕方に入り始めた時刻で、日が傾き山の空気が冷え始めているのだが、道路はまだ2日・3日の駅伝の熱走が残っているような熱さを感じる。
《小涌園前を通過》
しばらく行って、もうすぐ移転するとTVでアナウンサーが紹介していた啓明学園の横を通過。その後は、人家も殆どなくなり、ひたすら山道になる。上り5区の中では楽な上り坂部分のはずなのに、やっぱり市民ランナーにはきついは。
《啓明学園前を通過》
よくテレビで「カーブで前のランナーが見えないのがつらい」と言っているが、競争相手がいなくてもカーブが多いのはこたえる。カーブを一つクリアしたと思ったら、また次のカーブだけが見える。前を向いて走ると、がっかりするだけし、斜度が余計に感じられてつらいので、もうひたすら地面を見ながら「ふーふー」言いながら上った。
これを小田原から上りきる箱根ランナーってどんだけ凄いんだ。もうひたすら尊敬。5Kを30分以上かけてようやく芦之湯。ここからは直線。「前方のランナーが見えるポイントです」と紹介されるところだ。確かに、カーブの坂道を登り切って現れるこの一本道は実に爽快だ。そうして、国道1号線の最高地点875m地点に到着。
《芦之湯。昔、泊ったことがあるけど、ここのお湯は良いですよ》
《国道一号線 最高地点 874m》
ここから今度は6区のランナーになって、小涌谷に山下り。こんなに坂道カーブを上ってきたのかと我ながら驚くほど、下りもカーブの連続。そして、くだりは脚に来るというが、本当だ。膝ががくがく。途中で、歩いて乗ってきた若い二人組に「頑張ってください!」と声をかけられた。さらに行くと、箱根駅伝の公式マーク入り(とも思われる)でその下にXXX Univと書かれたジャージを着たランナーともすれ違った。短く体育会風に「こんちは」と会釈をされたが、走りが私とは当たり前だが全然違う。本当の箱根ランナーだろうか?
《復路スタート》
《この道を駆け上がってきたとは・・・》
復路はずっと早い時間でゴールに到着。まあ、箱根の5区、6区ランナーからすれば、こんなちょっとなぞったぐらいで、走った気になるなと言われるのだろうが、彼らの凄さを体で実感した1時間余りのジョギングだった。