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過去にマーラーの7番は、生で2回聴いているけど、いずれも掴みどころが分からないまま、消化不良で終わってしまっていました。今回は、パーヴォさんの指揮なので今までとは違うことを期待し、その期待通りの素晴らしい演奏でした。
パーヴォさんは随分久しぶりな感じがしました。背筋が伸びて、大きなストロークで腕、指揮棒を使う指揮姿は、後ろから見ていても気持ちが良いです。そして、時には激しくオーケストラを煽り、N響も必死に食らいつく。コンサートに足を運ぶ楽しさは、音楽だけでなく、そうした生の指揮者とオーケストラのやりとりを目の当たりにできることでしょう。
弦、木管、金管それぞれが持ち味を発揮し、初めから終わりまでとっても雄弁なマーラー7番だったと思います。第5楽章の盛り上がりはNHKホールが全然大きく感じないほど。初めて、この曲を通しで集中して聴くことができました。
もちろん会場からは割れんばかりの大拍手。パーヴォさん、楽団員みなさん、やり切った充実感が表情に現れてました。
第1879回 定期公演 Aプログラム
2018年2月11日(日・祝) 開場 2:00pm 開演 3:00pm
NHKホール
マーラー/交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
No.1879 Subscription (Program A)
Sunday, February 11, 2018 3:00p.m. (doors open at 2:00p.m.)
NHK Hall
Mahler / Symphony No.7 e minor “Lied der Nacht”
Paavo Järvi, conductor