東京西部八王子市の創価大学キャンパスに隣接した東京富士美術館で開催中の「THIS IS JAPAN」展を訪れた。何度か訪れている美術館だが、郊外の立地であるので小旅行気分で、空間的にも時間的にゆったりゆっくり鑑賞できるので、お気に入りである。今回の企画展は」「THIS IS JAPAN」展とのタイトルで、同美術館所蔵の日本美術の名品を展示している。
「キモカワ」、「サムライ」、「デザイン」、「黄金の国」、「四季」、「富士山」という切り口で様々な日本美術が鑑賞出来る。時代的にも、桃山時代、江戸時代から明治、昭和に至るまで幅広い。それぞれの作品に、西洋ものとは異なった日本特有の感性を感じて興味深い。
写真も原則OKなので、いくつか気に入った作品を撮影。
伊藤若冲〈象図〉
曾我蕭白〈亀寿老図(亀仙人)〉
海北友雪〈源平合戦図屏風〉
源平合戦図屏風の義経の鵯越の逆落とし部分(上部)
以前も紹介した気がするが、この美術館、常設展にもルネッサンス期からの西洋絵画史が一望できる作品を有していて、常設展目的で訪れても十分なぐらい。こんな名品群を所蔵している東京富士美術館というか、バックの創価学会の財力に恐れ入るばかりである。
明日の11月29日までです。