職場の同僚2人が劇場で見て激賛していたのを昼飯時に聞いていた。
久しぶりにPrime Videoを覗いたらもう上がっていて、早速視聴。
ワールドベースボールクラッシックにおける日本チームの選手選びから優勝までの舞台裏を追ったドキュメント。改めて軌跡を追うとこの大会、筋書きのないドラマそのものだ。また、映像がベンチ目線なので、TVカメラのアングルとも異なり、リアルな臨場感が凄まじい。これは劇場で見るべきだったと思う。
大谷翔平をはじめとして、プロフェッショナル中のプロフェッショナルの、野球に向き合うスタンスや生き様が伝わってくる。緊張と期待を背負って、自分の記録よりもなにしろチームの勝利を優先して戦うプロフェッショナルたち。チームスポーツの最高レベルの世界がある。
個人的に印象的だったのは、栗山監督のリーダーシップ。熱い思いはもちろんのこと、あえてキャプテンを置かないチーム創り、各球団から預かった選手たちへの気遣い、正直で謙虚なコメント。ワールドカップサッカーの森保監督にも感じたが、時代とともに求められるリーダーシップが大きく変わってきているのを実感する。マッチョでカリスマなリーダーから、選手をリスペクト、信頼し、その力を引き出すリーダー。もちろん、こうしたリーダーが機能するのは、自律したプロのフォロワー(選手)が必要だと思うが、リーダーとフォロワーのあるべき関係性を見る気がした。
監督:三木慎太郎
撮影:三木慎太郎
主題歌:あいみょん
ナレーション:窪田等