フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ナンキンキノカワガはどこでどう区切ったらいいのか悩みました

2010年07月15日 06時58分22秒 | Main
先日見つけたナンキンハゼ(7月8日ブログ)の雌花を確かめに行ったが、黄色い尾を垂らしたような花穂はほとんど見えなくなっていた。
それでも良く見ると雌花が咲いている花穂がアチコチに見られた。あいにく風が強くなり花穂を撮るには揺れすぎるので葉の茂った茎を持った。焦点を合わせるのに夢中になっていたら指に痛みが走った。慌てて枝を放した。そしてよく見ると葉の裏に何かついている。毛虫だ。毛虫がびっしり付いていた。


花穂の先に雄花がつき根元の方の巻いているのが雌花
雌花をアップにしていたすぐ下の葉裏にもナンキンキノカワガ

こどもの頃桜の木から落ちてきた毛虫に毛を植えられて腫れた事を思い出した。痛みはあったが毛は植えられてない。しばら断続的な痛みがあったが、15分くらいでどうやらおさまった。


刺されてよく見た葉裏に5匹。葉が半分食べられているが・・・

調べてみるとナンキンキノカワガ(南京木の皮蛾)の幼虫らしい。年間を通して見られる普通の蛾のようだが名の通り幼虫はナンキンハゼを食草とし、成虫は木の皮の模様によく似たあまり見栄えのしない蛾のようで、何となくガッカリした。