サクラソウ自生地でゴマノハグサの花穂を撮っていたら蜂が飛んできた。普通に見られるオオフタオビドロバチで珍しくもないがグッドタイミングだった。
ゴマノハグサは確か絶滅危惧Ⅱ類(VU)だったと思い、環境省のネットの絶滅危惧種検索をしてみると「該当するデータは存在しません」だった。記憶違いかと思ったが「平成18年から平成19年の間の新たなレッドリストは、この検索システムには反映されていません」の但し書きがあった。
10年7月3日に撮った若い個体で、大きいのは1.5mくらいになります
仕方なしにグーグル検索をしてみるとゴマノハグサ科ばかりで、ゴマノハグサ単独種の項目は殆ど無く、ここでも絶滅危惧Ⅱ類の確認はできなかった。何でこんなにマイナーなんだと中っ腹になりながら平成19年10月05日修正版のレッドリストでようやく確認した。
長さ約6mmの小さなツボ形花冠をたくさん付けます
ゴマノハグサで検索するのにゴマノハグサ科ばかりが並ぶのは、大所帯で多くのポピュラーな種を含むことの証左でもあるのだろうが、便利な検索システムにも思わぬ弱点がある事を初めて知った。
さいたま市の荒川堤と水田の花のホームページに二十四節気の小暑に見る田島ヶ原サクラソウ自生地をアップしました。