第4回桜区まちづくりシンポジウム「水と緑を生かしたまちづくり」を聴講した。
佐々木寧埼玉大学大学院教授、堂本泰章埼玉県生態系事務局長の基調講演の後、「里山・ビオトープ構想」への具体的取り組みや現地の紹介が行われた。そして「荒川堤外の里山を守り生かすには」をテーマに6人のパネリストによる発表があったが、バラエティのあるメンバーでそれぞれの立場からの意見が貴重で面白かった。
海外から東北大震災まで幅広い話題が語られたが特に印象的だったのは佐々木教授の「ごくありふれた自然を守る」というごくありふれた言葉だった。前回講演のビオトープとは「生物が住む生息空間」という言葉と共に貴重なキーワードに感じた。
濁っているというのでもない面白い水の色でした
今日はその旧鴨川河道の周囲を見てきた。
水は黄土色だったが水量は多かった。シオカラトンボがつるんで水の上を飛んでいた。そしてラッキーな事にすぐ近くに止まってくれた。
草地にノジトラノオらしきが咲いていた。純粋なノジトラノオは全国的にもごく少なくサクラソウ自生地でもほとんどが交雑種だ。姿形はノジトラノオに近かったが茎には毛が無く、花穂の形はオカトラノオに似ていた。
オカトラノオ属はサクラソウ科で、花は合弁花です
地面を黄色く彩るコモチマンネングサはベンケイソウ科