フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

半夏生(7月2日)はタコを食べる日のポスターがありました

2011年07月02日 18時48分59秒 | 花の和名

スーパーに「半夏生はタコを食べる日」とのポスターが貼られていた。
関西地方の一部で半夏生(通常7月2日)にタコを食べる風習があるのを目ざとく商機に結び付けて半夏生をタコの日にしたようだ。


7月2日ころ葉を白くするドクダミ科のハンゲショウ

古くはこの日までに田植を終わらせるとの習慣があった事から、お米がしっかり根付いて豊作を祈る意味があったと言われる。そしてタコにはアミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれるので梅雨時にタコを食べるのは、栄養面からみても理にかなっているとも言う。
季節の移り変わりを表す七十二候と雑節が同一になった唯一の日が半夏生でもある。


サトイモ科のカラスビシャクは根から漢方薬の半夏を作る

ドクダミ科のハンゲショウはこの頃に葉を白くするので半夏生とも半化粧とも表記される。ハンゲショウの花は細い尻尾のような花序に花弁が無い小さな花しか付けないので目立つ為に葉を白くするという。


ハンゲショウの雄しべと雌しべだけの花(かなり拡大)

さいたま市の荒川堤と水田の花のHPにマンスリー・レポート27の6月分ハンゲショウとメマツヨイグサに今年初見参をUPしました。ご笑覧下さい。