迷走台風がとにかく遠ざかったようだ。影響は2日間くらいだったのに、少しのぞいた青空が妙に新鮮だ。
キキョウ科のバアソブが面白い形の花を付け始めた。
3月中旬から見られた芽生えはうぶ毛に覆われたソラマメを敷きつめたようでとても蔓植物とは思えなかったが、早く伸び出した3~4本を他が応援して集中して蔓を伸ばしていった。
バアソブの芽生え 3月27日
そして何か絡みつくものがあると必ずそちらに伸びて行くのは不思議だった。まるで目が見えるかのようだったが、センサーのようなものを持っているのだろう。
下の方の葉は茶色く枯始めているが、上の方では花は小さくとも蕾をたくさん付けて次々と咲き次ぐ構えだ。
ソブは木曾地方の方言でソバカスの意で、花冠の内側の紫褐色の斑点をおばあさんのソバカスに譬えたのが名の由来という。
同じ属のツルニンジンは少し大きく、別名ジイソブ