赤羽自然観察公園に行ってきた。
保護区域がかなり広くとってあり名前通りで、どんぐりの森などの落葉の深さにはビックリだった。
水鳥の池の近くにユリ科のヤブカンゾウが咲いていた。有史前に中国から観賞用か食用として渡来したのが野生化したと言われる。
雄しべや雌しべまでが花弁化し八重になって、結実しない。花は一日花で別名忘れ草。
同じワスレグサ属の一重がノカンゾウ
池の方からピヨピヨピヨと頼りなげな声が聞こえた。よく見るとカルガモのヒナらしきが一羽だけだ。親子でいるのはよく見るが一羽は珍しい。迷子になってしまい親を呼んでいたらしいが近くには何も見えなかった。カルガモは国内の各地で普通に繁殖する唯一のカモでヒナを大事にするというが一体どうしたのだろう。
一生懸命鳴きながら泳ぎまわっていました
マメ科のコマツナギが群生し多くの淡紅色のの蝶形花を立てていた。茎が馬をつなげるほど引き抜き難いから馬繋ぎというのが一般的だが実際に繋ぐには低すぎる草本のような低木だ。
コマツナギの群生。円内は花序をUP
数少ないヤマハギの花を吸蜜するモンキチョウ