今冬一の冷え込みとの予報に奮起一番、6時30分に出かけたが荒川周辺は殆ど霜は下りていなかった。
河川敷で鳥を待ったがどうやら撮れたのはスズメとドバトの群れだけで、キジとサシバらしきは姿は見たがシャッターは押せなかった。
陽射しが明るくなるとともに富士山の白さも浮き出てきました
8時過ぎに堤防に戻ると一段下の河川道路をダンプが列をなして走ってきた。最初は今日は台数が多いくらいの気持ちだったが、次から次へとひっきりなしだ。聞けば8時になると一斉に走り出すので朝は集中すると言うがこれだけ揃うと壮観と言う他なかった。土屋築堤用の土砂の運搬らしい。
サクラソウ自生地には草刈りの工事車が来ていた。
19日に予定されている草焼きの準備のようだ。観察路の囲いなどに延焼しないよう柵から2~3メートルの間のヨシを刈り取る作業だ。
自生地を一巡して戻るとA区から除草が始まっていた。
草焼きは19日(水)から数日間(予定)で天候の様子で翌日以降に順延と言う。前日までの天気や当日の風等色々な要素がからんでいるので実施日の特定はできないようだ。
草焼きは灰が肥料になる効果や害虫駆除そして森林への遷移を止めるのにも役立つとされ、奈良・若草山の山焼き、阿蘇の野焼きなど多くの所で行われている。
草焼きという言葉はあまり聞きなれないが、廃棄物処理法は一般的な野外焼却(野焼き)を禁止し、政令で地方公共団体などの河川敷の草焼きを例外として認めている。その条文上の言葉に由来しているようだ。