フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

立秋の今日、サクラソウ自生地の天気も訪花ハチも様々でした

2009年08月07日 21時21分46秒 | 花の和名

立秋の今日、田島ヶ原サクラソウ自生地に着いた6時30分頃には上空に青空が広がり始めた。そして8時頃には真夏の太陽が照りつけじりじりと暑かったが、しばらくしてまた雲が広がってしまった。
日中は雲が多く、夕方には大雨洪水注意報が出る目まぐるしく変わる天気の一日だった。


田島ヶ原サクラソウ自生地では久し振りの青空の気がした

自生地では今コバギボウシが満開だ。

群生を見ているとクマバチが飛び回っていた。2㎝くらいのずんぐりした体形のくせに結構アチコチマメに飛び回る。でもよく見ると決して花の中には入らない。花の根元にとまるのを繰り返している。
ミツバチ科で花から蜜を貰っているくせに、花粉は媒介せず、花の根元に穴を開けて蜜だけ頂戴している。コバギボウシにとっては蜜だけ持っていかれる迷惑千万な盗蜜者なのだ。

ツユクサにはマメヒラタアブが来ていた。ツユクサは6本の雄しべの内、長い花糸の先についている楕円形の葯だけが授粉能力のある完全雄しべで、π型の3個と人型の1個は不完全雄しべといわれる。
このマメヒラタアブは完全雄しべに来て授粉を助けている花の意思どおりの虫なのだろう。


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