久々に天下一品に行ってきた。
正月休み以来、今年2回目だ。年に2、3回は、思い出したように食べたくなる、癖になる味だ。
11時の開店時刻を待って一番乗りで入店。
こってりラーメンの細麵と半チャーハンのセットをオーダー。
思えば学生時代に、京都北白川の店(現在の総本店)でよく食べたものだ。
社長が仕切っていたはずだが、記憶にない。
40年前の当時、ただ一店舗だった店が、今や全国チェーンのビッグカンパニーだ。
待つことしばし。
ラーメンとチャーハンが到着。懐かしい匂いが鼻をつく。
スープを一口すする。
お馴染みのこってり味だが、昔に比べると大分マイルドになっている。
完成されたということなのか。それとも大人しくなったのだろうか。
昔はもっとワイルドで、塩み、臭みが強かったように思う。
麵、シナチク、チャーシュー、ネギを食した後、ゴマと唐辛子味噌を加えて味を変える。
チャーハンは王将のチャーハンとほぼ同じ、可もなく不可もない味だ。やや塩加減が強いか。
卓上の紅生姜とタクアンでアクセントをつける。
満腹中枢が刺激される前に、5分程で完食。後味がしっかり残る。
ラーメンも進化し、私も歳をとって味覚も変わっているので、あの頃の味そのままというわけにはいかないが、思い出の味の名残りは味わえた。
帰りにクジを引いて、末等の50円割引券をもらう。
天下一品よ、また来春会おうぜ。