喫煙者のほうが肺がんに罹る率が、非喫煙者より数倍高いというのは、煙草を吸う私でも否定しない。
しかし、肺がん罹患率をネット検索しても、なかなか見つけにくいのはなぜだろう。
はっきりと何%と表記しているサイトがほとんどないのだ。情報操作ではないかと疑いたくなる。
いろんなサイトから類推すると、61歳(私と同年齢)の肺がん罹患率は約0.12%だ。
50代でせいぜい0.03%、それより若ければもっと低い。
これには喫煙者も含まれている。
非喫煙者だけだともっと低いはずだ。
また、喫煙者は非喫煙者の5~10倍(サイトによりまちまち)の罹患率だという。
そうすると、喫煙者の罹患率は高く見積もって1%としよう。
裏を返せば煙草を吸っていても、99%は肺がんに罹らないということだ。
嫌煙団体の皆さんは、煙草と同等か、より深刻なアルコールや薬物、環境汚染に目を向けてみてはいかがなものだろう。