★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

些事加減

2017年06月17日 12時59分54秒 | 徒然(つれづれ)
 取るに足らない些細な事が気にかかる。
 順不同で以下にあげる。
 
 ●柔らかいトンカツをひと口食べた時の、柔らかさの擬音の表現。
「サクッ」もしくは「スッ」。
 どちらもサ行の音だが、「サクッ」と「スッ」の違いは、肉の柔らかさが同じなら、衣の固さの違いだ。
 当然、クが入っているほうが衣が固い。

 ●オレンジジュースとアップル、グレープジュースの違い。
 どれもフルーツジュースだが、アップルとグレープには後味に独特の渋みがある。
 それがナンバーワンの座を、オレンジジュースから奪取できない最大の要因かもしれない。
 たまにグレープジュースを飲んだ時の感想だ。

 ●細かい順番が乱れる時は、身体に変調を来たす兆候だ。
 例えば朝出かける時の、私の最終仕度は、ズボンの右後ろポケットにハンカチを入れ、左後ろポケットにお札を入れ、右サイドポケットに小銭を入れる。
 そのあとセカンドバッグに煙草とスマホを入れる。
 靴は左足から履く。
 これは長年の習慣で、半ば無意識にやっている。
 それが稀に、小銭を先に入れたり、靴を右足から履いたりすることがある。
 当然、違和感が発生する。
 そんな時に限って、煙草を入れ忘れたり、翌日から風邪を引いたりする。

 ●同じ曲を1週間ほど鼻歌で歌っている時がある。通勤途上とか、シャワーを浴びている時とか、いつも同じシチュエーションの時だ。

 ●向かいのマンションは12階建ての、たぶんワンルーム・マンションだと思われるが、11階までは各階ベランダに仕切りが付いていて、3世帯ずつに分かれているが、最上階だけは仕切りがない。
 三十代後半くらいの女性が、外窓の掃除をしているのを見かけたことがあるが、大家の一家、もしくは娘夫婦が住んでいるのだろうか。

 ●天神橋筋4丁目に昔ながらの大衆喫茶店がある。
 店の前にいつもジャンク物の黒いレスポールギターが立てかけてある。
 そのボディには、白いマジックのヘタクソなカタカナで「ジョン レノン」と、斜めに走り書きしてある。
 いつも前を通るたびに、そのへタレ感というか脱力感が笑いを誘う。
 この感覚は私だけなのだろうか。

 些事、取るに足らないことでした。
 
コメント
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