夢の中のストレス

　最近、窮地に陥りストレスの溜まる夢をよく見る。
　上司からの重要な仕事の指示をすっかり失念したり、海外出張のための飛行機に乗り遅れたり、高いところに昇って、降りようとした時に足がすくんだり、といったような夢だ。

　生命の危機とか大袈裟なものではなく、メンタルをやられる、絶妙なレベルの窮地なんだよね。
　そんな切羽詰まった状況をなんとか打破しようと、いろいろやってみるが、空回りするばかりで、ストレスが溜まる一方だ。

　夢の中での窮地は、実生活の危機に備えた疑似体験などとも言われるけど、なんらかの解決策が提示されなくては役に立たない。
　いずれにせよ、引きこもり生活の現在では、そんな状況に陥ることはほぼないけどね。

　ほとんどの場合、夢の中での窮地がピークに達したあたりで、目が覚めるのがお約束だ。
　その時の「ああ、夢でよかった」という、ストレスが解消した安堵感や解放感は、えもいわれない。
　大袈裟に言えば、地獄から天国に昇った気分なんだよね。

　結局、夢の中での窮地の疑似体験は、目覚めた時の安堵感や解放感の疑似体験なんだね。

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。　そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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